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不動産登記受付帳

不動産営業出身 大阪・吹田市の

FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

本日は、不動産登記受付帳について。

 

 

不動産登記受付帳には、ある法務局に、

 

例えば、私がよく行く、大阪法務局 池田出張所に、

 

1ヶ月間どんな登記がなされたかと言う事が全て載っております。

 

 

不動産登記受付帳を取得するには、支局や出張所では取れません。

 

 

本局でとります。

 

 

大阪では本局の4階の確か、「庶務課」に行けば、

 

取得の方法をやさしく教えてくれます。

 

 

そこで、「平成24年12月1日から平成24年12月31日までの、

 

大阪法務局 池田出張所の不動産登記受付帳を取得したいのですが」と言うと、

 

 

「それでは、行政文書開示請求書に300円の収入印紙を貼って申請して下さい。」と言われます。

 

 

そして、約3週間後位に、「取りに来てくださいという通知書」が来ます。

 

受付帳のコピーを貰う費用は、池田出張所1ヶ月分で大体、約2500円位かかります。

 

 

不動産登記受付帳には、どの所在の不動産に

 

相続登記がなされたかもわかります。

 

相続登記がなされた不動産の地番をブルーマップで調べて現地に赴き、

 

明らかに空き家、古家付の土地だったら

 

近々、相続処分のための売却が予想されるのではないかと思います。

 

恐らく、大体は、受付帳が最短で発行される前に、

 

不動産業者さんが問い合わせや口コミで情報を察知すると思いますが、

 

可能性は全くゼロではないと思います。

 

 

そこで、全部の所有者を閲覧したら、お金が物凄くかかるので、

 

「相続処分」が予定される可能性の高い物件の閲覧だけをして、

 

所有者を確認し、その所有者にファーストコンタクトを取りに行けば、

 

運よく「物上げ」(媒介契約)が出来るかも知れません。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。