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「先生!ちょっとグレーな仕事やけど、〇〇〇やってくれへん?」って、言われた時

毎度です

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

 FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

私には、毎週購読している

 

雑誌及び新聞があります。

 

 

雑誌では東洋経済と日経ビジネス

 

新聞では住宅新報(不動産業界紙)です。

 

 

 

↓本日は、東洋経済に乗っていた記事からのお話し。↓

 東洋経済表紙

 

 

あっ!

 

そんなに固くありません!

 

 

 

東洋経済5月18日号 60頁の記事の見出しで、

 

「会計士は使命に立ち返れ!」

 

というものがありました。

 

 

記事の内容を、簡単に説明すると、

 

「会計士は監査先(お客さん)ではなく、

 

市場に参加するすべての投資家のために

 

公正な仕事をせよ!」

 

という事です。

 

 

 

さて、

 

およそ「士」とつくものは、準公的な職業で、

 

法律をまもり、国民の財産を守ることが仕事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなわかっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかっていますが、、、、、、、、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取引先とののっぴきならない事情で、

 

悪さをする「士」もおります。

 

 

 

 

やはり、準公的な職業とはいえ、

 

食べていかないといけません!

 

 

 

なので、お金(売上)はとても大事です。

 

 

 

ですが、懇意にしているお客様から

 

「先生、ちょっとグレーな仕事やけど、〇〇〇やってくれへん?!」

 

と言う依頼もごく稀にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦悩しますね~~。

 

 

 

 

こういう、案件のイメージを言うと

 

「黒と白の境目で

 

黒と白が混ざって灰色の場所に立ち、

 

一歩左に行くと白、一歩右に行くと黒」

 

というようなイメージです。

 

 

 

ここで、まずは、司法書士だったら、

 

 

同期、先輩、後輩、恩師という

 

ありとあらゆる人に聞きまくります!

 

 

ここで、

 

あれッ?!

 

まずは、専門書等で調べないのか?

 

という疑問があります。

 

 

 

もちろん、専門書でも調べます。

 

 

調べますが、

 

およそ、悪さをして、資格を剥奪されるケースというのは、

 

法律や実務を熟知していなかったと言う事より、

 

むしろ、

 

のっぴきならない関係性のある取引先の

 

便宜を図ってしまった事が、

 

圧倒的大多数です。

 

 

 

ところで、

 

自分の人脈をフルに使って、

 

色々な方の意見を聞いても、実は

 

答えは出ません!

 

 

 

 

 

 

いや、回りの人間は出せないのです!

 

 

 

 

 

 

理由は、

 

その人に対する人生に責任を持てないからです。 ←当然です。

 

 

そして、さらに、専門書を引っ張ってきても

 

ズバリその答えそのものは書いておりません。

 

 

 

 

 

 

となると、どうするか?

 

 

 

 

ここで、士業の探究心

 

そして、一番大事な

 

人間性・理念・信念が現れます。

 

 

 

探究心とは、まずはその仕事に対して、

 

あらゆる専門書から似たような事例を引っ張り出し、

 

自分なり解釈、咀嚼して

 

自分なりのロジックを立てます。

 

 

これは、非常に気の遠くなる作業であり、

 

夜も寝れない位に心配してしまいます。

 

 

しかし、これこそ正に士業の醍醐味です。

 

 

 

そして、自分なりのロジックを立てた上で、

 

自分の理念・信念にかなったものなのかを

 

最終的に判断をします。

 

 

ここで、信念・理念とはどういうものかと言うと

 

 

「なぜ、司法書士になったのか?」

 

「司法書士として何をしたいのか?」

 

「司法書士としてどうありたいのか?」

 

という事です。

 

 

 

さしずめ、私なら

 

「なぜ、不動産業界出身のFP司法書士なったのか?」

 

「不動産業界出身のFP司法書士として何をしたいのか?」

 

「不動産業界出身のFP司法書士としてどうありたいのか?」

 

という事を自分に対して、

 

何度も何度も問いかけるのです。

 

 

 

 

本当に、ここで、

 

何があっても理念と信念を曲げない

 

そして、自分が今まで育った環境や

 

生き方そのものまでが出てきます。

 

 

なので、

 

大学生の就職活動において、

 

自己PRや志望動機を書くのに、

 

物心ついた頃から大学時代までの

 

自己分析って必要なんでしょうね~。

 

 

 

なぜなら、

 

自分の生き様を社会に出て

 

どう表現するかにかかっているからです。

 

 

そして、信念・理念なき者に

 

企業としても入社してほしくないからです。

 

 

 

 

さて、

 

今回の記事の最後は、

 

すごくいい文章で締めくくられていました。

 

 

おおよそ、士業の方には、是非一読してほしいものです。

 

 

↓週刊東洋経済5月18日号 61頁 ↓

 

うざわ・あゆみさんの文章を引用します。

週間東洋経済記事 

 

 

「だが、確固たる職業倫理を持っていないと

 

いざというときに心が折れる。

 

給与水準が高い民間企業への就職ではなく、

 

いつ合格できるかわからない、

 

難易度の高い試験に挑戦しようと決めたときの

 

気持ちを思い出してみることも必要だ。

 

 

 

 

士業のみなさん!

 

 

受験生時代に仲間と一緒にお酒を飲みながら、

 

 

夢を語らいあった時を思い出しましょう!

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナーの廣森でした

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。