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廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代  その7

毎度です

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

 

直属の上司から私は電話帳を1冊与えられました。

 

 

 

 

つまり、

 

電話帳を見て個人宅に電話をかけて

 

マンションを売り込むのです。

 

 

 

 

業界用語でいうと「源泉」と言います。

 

 

 

 

「こんなんで、マンションという高額なものが売れるのか?」

 

と半信半疑?!

 

というか、思いっきり疑いながら、

 

電話帳で全く知らない人に電話をしていました。

 

 

 

 

「もしもし、私(株)〇〇の廣森と申しまして、

 

 本日は、△△マンションのご紹介でお電話差し上げました!」と言うと、

 

皆さんのご想像通りだと思いますが、100人中98人が

 

「結構です! と言って、

 

ブチッ!!と切られます。

 

 

 

 

聞いてくれるとしても、

 

話相手が欲しいご老人の方だけです。

 

 

 

上司から「何か工夫せえよ!」

 

と言われるのですが、

 

「どうしたらええのかわかりません!

 

 

 

 

声のトーンを変えたり、

 

声の質を変えたり、

 

先輩の言い回しを盗んだりして

 

色々試してみましたが、

 

全くダメ!

 

 

 

会社名を言うと、一発で切られるので、

 

会社名を言わず「神戸の廣森ですけど・・・。」と言って、

 

家族の知人のフリをして、

 

少しでも時間を長く話そうとしまいしたが、

 

結局、マンションの売り込みと分かると

 

ガチャ切りです。

 

 

 

 

それでも、

 

「後30秒だけでも私にお時間を下さい!」

 

と懇願するように言っても、

 

罵詈雑言を浴びせられた挙句に

 

ガチャ切りです。

 

 

 

また、すぐに切ろうとする方には、

 

逆に趣向を変えてコチラ側が逆切れしてみせると、

 

向こうはそれ以上に切れたり、

 

無視してガチャ切りの羽目にあったりします。

 

 

 

電話営業をしている人には

 

理解してくれると思いますが、

 

電話の受話器を長時間耳に当てているので、

 

相手方からの罵詈雑言が

 

直接、脳に響くため、

 

速攻でメンタル面がやられます。

 

 

 

本当に、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地獄です。

 

 

 

 

 

上司からは

 

「お前、電話営業なんかでマンションって売れへんのと思ってないか?」

 

「電話営業でマンションが売れるからこそ、電話営業しとんねや!」

 

と上司にもキレられ

 

「昔は竹刀を片手にもった上司の目の前で、

 

 電話の受話器を手に縛り付けて電話営業してたんやで!」

 

「今は、全然ぬるいぞ!」

 

と上司から詰められ続けました。

 

 

 

「俺って、ホンマにブラック企業としか縁ないねんな~。」(笑)

 

と思いながら、毎日毎日、

 

売れ残りのマンションの1室で電話営業をしていました。

 

 

 

 

続きは次回・・・。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。