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相続・遺言
身寄りのない方の相続って、どうなるのん？！
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP（ファイナンシャルプランナー）兼
司法書士 廣森良平です。
生涯独身の方で、
身寄りのない方の相続は
どうなるのでしょう？
つまり、
全く、相続人がいなければ
どうなるご存じですか？
そうです！
国のものになってしまうのです。
難しく言うと
「国庫に帰属する」
と言います。
ちなみに、
グーグルで「国庫に帰属した相続財産の額」
で調べてみました。
なんと、、、、、、、、、
平成２２年で
約２６０億円にものぼるそうです。
さて、
確かに、相続人が不存在の時は、
財産は国のものになりますが、
実際、生涯、天涯孤独の人って、
そういらっしゃいません！
つまり、
自分は天涯孤独やと思っていても、
実は、相続の権利のある疎遠な相続人の方が
いらっしゃるケースがよくあります。
しかしながら、
このような方は、
長年療養看護に努めていたかたが
いらっしゃるはずです。
もし、この様な場合、
長年、療養看護に努めてくれた方に
財産を譲りたいという希望があれば、
遺言を書かないと
それを実現する事は出来ません。
また、
国連等の慈善団体に
寄付を希望しているのであれば、
遺言を書かないと寄付する事も出来ずに、
疎遠な相続権のある人に行くか、
国庫に帰属するかのどちらかです。
なので、
長年療養看護に努めてくれた
お世話になった方に遺産を譲りたい、
生前に自分の財産は
世間のお役に立てたいという想いを
実現したいのであれば、
是非、ご自身の想いを綴った遺言書を
遺されて下さい。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナー（ＦＰ）の廣森でした。
