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住宅購入時の「頭金2割説」について、もの申す!? その2

毎度です

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

 FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

昨日に引き続き

 

『住宅購入時の「頭金2割説」について、物申す』 の続き

 

 

 

平成12頃、

私が新築マンション販売営業をしていた時は、

住宅金融公庫花盛りでした。

 

 

 

 

理由は

「固定金利で変動リスクが無いから安全だと・・・。」

 

 

 

 

でも、

実は固定金利ではなく、

10年後に金利が上がる

「段階金利」なのです。

 

 

 

つまり、

10年後には支払い額が

増加するという事です。

 

 

 

ところが、

みなさんは10年後には給与もかなり上昇し、

大丈夫だと言う認識でした。

 

 

 

なので、

誰もかれもが、「公庫」「公庫」「公庫」

と言っていたものでした。

 

 

 

 

それに、新築マンションを販売していた時、

住宅金融公庫を希望される方が

私的には少し嬉しかったです。

 

 

 

 

理由は、

年収の書面要件だけだったので、

きちんとした書面さえあれば、

住宅ローンがおりなかったというケースが

ほとんど無かったからです。

 

 

 

なので、

数字が非常に、読みやすかったわけです。

 

 

 

そして、

当時の住宅金融公庫は

物件価格の2割までしか融資してもらえなかったので、

頭金を2割自己資金で用意しないと、

計算上、夢のマイホームを購入出来なかったためです。

 

 

なので、

昔の公庫の幻想?!があるために、

頭金2割説が、

「いまだにはびこっているのではないか?」

と思います。

 

 

 

しかし、

公庫も住宅金融支援機構になり、

史上空前の低金利時代に突入しました・・・・。

 

 

 

当時の国の政策が失敗だったという事は

明白です。

 

 

 

よって、

「頭金2割説は明らかに時代にそぐわない!」

という事になります。

 

 

 

さて、

現在は平成25年なので、

平成15年前後に住宅金融公庫で借入なされている方は

金利が4パーセントに上昇 する頃です。

 

 

 

なので、

現在、住宅金融公庫から借り入れなされている方は、

是非とも、借換を検討して頂きたいと思います。

 

 

 

理由は、変動でも固定でも現在、空前の低金利です。

 

 

 

さらに、銀行系に借り換えると

毎年支払っている団体信用生命保険も

必要ではなくなります。

 

 

 

大まかな例を挙げると、

 

35年間で住宅金融公庫から借り入れして、

10年間は返済し、返済期間25年となり、

住宅ローンの残債が約2400万円位だとします。

 

 

 

そこで、

住宅金融公庫の4%から

変動金利の0.875%に借り換えると

なんと、月々約4万円弱位、返済額が減ります。

 

 

 

さらに、

団体信用生命保険総額約120万円程

浮く事になります 。

 

 

 

いかがですか!?

 

 

 

明日は、

「自分は借換した方がいいのかな

という目安をお伝えしたいと思います。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナーの廣森でした

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。