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【独立したい人必見】 働いてはいけない司法書士事務所と働くべき司法書士事務所

今年のGW期間中、

コロナで自粛のため、

かなりの本を読みました。

 

 

 

 

今回はその時に読んだ本を紹介したうえで、

私の司法書士業の話へと

膨らましていきたいと思います。

 

 

 

↑『転職の思考法(ダイヤモンド社 北野唯我著)』

という本です。

 

 

 

 

その中で、

「絶対に転職してはいけない会社」

を以下のように定義しています。

 

 

 

 

「まずは、『絶対にやってはいけないこと』を把握しろ。それが、10年前とまったく同じサービスを、同じ顧客に売っている会社を選ぶことだ。これだけ変化の激しい世の中で、10年前と変わらないものを、同じ場所で売っているというのは、それだけ変化がないということ。マーケットが成熟している可能性が高い。変化がないことは、会社としては良い側面もある。だが、新たに働く人間にとっては最悪だ。なぜなら、今から君が入っても確実に代替可能な存在にしかなれないからだ。つまり、コモディティになる。最低10年分は、先輩がいるということだからな」(転職の思考法 79頁)

 

 

 

 

 

上記記述で、

「10年前とまったく同じサービスを、

 同じ顧客に売っている会社」とありますが、

司法書士業界で不動産会社と長年取引をしている

司法書士事務所なんてまさにそれにあたりそうです。

 

 

 

 

 

1.司法書士が提供するサービス

 

 

 

 

司法書士が不動産会社に

提供できるサービスは、

不動産売買における不動産登記手続です。

 

 

 

 

では、

他に何があるのでしょうか?

 

 

 

 

そうなんです!

 

 

 

 

 

中々、難しいのです。

 

 

 

 

なので、

司法書士事務所が不動産登記手続以外で

不動産会社に対して提供するサービスとして、

以下のようなサービスを実施している

事務所があります。

 

 

 

 

 

それが、

①司法書士法・倫理上禁止されているバックリベート

②超格安で登記手続を受託

③過度な飲み屋の接待

以上です。

 

 

 

 

①のバックに関しては、法律違反行為なので、

論外です。(実は、このバックを払っている司法書士は結構います。)

 

 

 

 

②の超格安で登記手続を受託するのは、

結局誰も得しないし、

自分の仕事を安売りするだけ、

思考停止に陥っている状態です。

 

 

 

 

③の過度な飲み屋の接待も、

結局は、依頼者の登記費用に

その接待費という経費を

上乗せしているので、

依頼者が損をするということになります。

 

 

 

 

ちなみに、

不動産営業マンのなかで、

司法書士のことを、

「パパ」とか

「パピー」と揶揄する人もいます。

 

 

 

 

なぜ、このように呼ばれるかと言うと、

お分かりだと思いますが、

司法書士が「潤沢に飲み代等を驕ってくれる」

からです。

 

 

 

 

ひどいのになると、

不動産営業マンの仲間内だけで呑んでいて、

そろそろお開きで会計する頃に、

「不動産営業マンがパパの司法書士を携帯で呼び出して

 自分たちが呑んだ呑み代を店にまで払いにくる」

なんのプライドもない司法書士も存在したりします。

 

 

 

 

思うに、

日ごろお世話になっているということで、

適度な接待はあるにせよ、

ここまで行くと、もはや行き過ぎです。

 

 

 

 

実は、

司法書士業界には、上記のような

思考停止

程度の低い

プライドのない司法書士が結構います。

 

 

 

 

また、同時に

思考停止

程度の低い

プライドのない不動産営業マンも

結構いるということです。

 

 

 

 

2.若手司法書士や受験生は働く場所をよく吟味しないといけない

 

 

 

 

司法書士合格直後、もしくは

司法書士試験を勉強している補助者が

パピーの司法書士事務所や

バックを払っている事務所で働くのは、

私は避けたほうがいいと思います。

 

 

 

 

理由は、

「自分もそのような司法書士になってしまう」

からです。

 

 

 

 

そして、

先ほどの転職の思考法で述べたとおり、

パピーの事務所やバックを払う事務所のトップは

思考停止しているので、

何10年も同じサービスを同じ顧客に提供しています。

 

 

 

 

なので、

『転職の思考法』でいうところの

絶対に入ってはいけない司法書士事務所だということです。

 

 

 

 

3.ではどのような事務所で働くのがいいのか?

 

 

 

 

それは、

「司法書士業務を全て万遍なくカバーしている事務所」

を選ぶべきです。

 

 

 

 

さて、

投資の世界では、

「一つのかごだけに卵を全部入れてはいけない」

といいます。

 

 

 

 

なぜなら、

一つのかごに卵を集中させると、

そのかごを落としてしまうと

卵が全て割れてしまいます。

 

 

 

 

つまり、全滅です!

 

 

 

 

なので、全滅をさけるべく

これを投資に置き換えると、

多種多様でローリスクからハイリターンの金融商品に

分散して投資しなさいということです。

 

 

 

 

ようは、

一つの金融商品で損をしても、

他でカバーできるということです。

 

 

 

 

これは、

我々の司法書士業でも

同じことがいえます。

 

 

 

 

つまり、司法書士事務所も

不動産登記、商業登記、成年後見、

家族信託、債務整理等といった

「多種多様の業務に分散しなければいけない」

ということです。

 

 

 

 

このように分散すると、

不動産登記の受託先である、

不動産会社から切られても、

ほかの業務から売上があれば、

なんとか事務所を運営することができます。

 

 

 

 

しかし、

不動産登記業務だけを

大口取引先だけにぶら下がっている司法書士事務所は、

この時代において経営的に危険だと言わざるを得ません。

 

 

 

 

つまり、

一つのかごにすべての卵を入れている状態だからです。

 

 

 

 

このような事務所に勤務すると

早晩リストラとかで

簡単に首を切られることになるかと思います。

 

 

 

 

 

次回も

司法書士を合格していづれは独立したいという方向けに、

どのような事務所で働けばいいのかという

お話をしていきたいと思います。