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司法書士試験願書受付延期について思うこと。これからの勉強スタイル。その4

前回の続き・・・。

 

 

本日は、

司法書士合格の実際の勉強時間、

現在の司法書士の状況やこれからの展望などについて

お話ししていきます。

 

 

 

1.現在の司法書士の平均年収は?

 

 

 

あるHPをみると

司法書士の平均年収は630万円でした。

 

 

 

ただ、

その記事には「今後債務整理が増えて・・・。」とあるので、

10年前位に書かれた記事ではないか

と思います。

 

 

 

なので、

今はこの金額からもっと下がると思います。

 

 

 

なぜなら、

過払いバブルが弾けたため、

過払い請求の仕事は

広告費を多くかけている事務所に

ほとんど流れていっているのが現状です。

 

 

なので、

今後、ドル箱業務であった過払い業務がほとんどないとすると

司法書士の平均年収は630万円よりも

各段に下がっていくと思います。

 

 

 

2.司法書士合格の勉強時間

 

 

 

あるネットのブログ記事をみると

約3000時間と言われています。

 

 

 

ちなみに、

私の費やした勉強時間は

以下のとおりです。

 

 

 

1年目→15時間×365日≒約5475時間

2年目→5時間×365日≒約1825時間

以上合計約7300時間です。

 

 

 

2回目の試験で、僕は上位合格したので、

合格レベルに達するには、

ここまでの勉強時間は必要ないと思います。

 

 

 

では、

実際どれくらいの勉強時間が必要なのか?

 

 

 

ネットで3000時間と書いているブログなどを見ると

資格予備校の広告が貼り付けられています。

 

 

 

となると、

そのブログは資格予備校サイドの

ポジショントークになっている可能性が高い

と思われます。

 

 

 

つまり、

3000時間の勉強では私の肌感覚だと

少ない感じがします。

 

 

 

さらに、

私は平成10年合格なので、

さほど今より司法書士試験は難しくありませんでした。

 

 

 

なぜなら、

当時の受験科目には憲法がないし、

ロース―クールの三振組がいなかったので、

それほどレベルの高い競争ではなかったのです。

 

 

 

しかし、

今の司法書士試験はロースクールの三振組が加わり

かなりレベルの高い人間が競争相手になっています。

 

 

 

以上より、

合格レベルに達するには

私が1年目に勉強した

「最低5000時間くらいは必要」

だと思います。

 

 

 

現に、

私は最初の1年目で

「十分合格圏内のスペックだった」

ということを考慮すると、

「やはり、最低5000時間は必要なのではないか」

と思います。

 

 

 

そこで、さて、みなさん

 

 

 

「最低5000時間を受験勉強にかける」

ことが出来ますか?

 

 

 

しかも、

受かるかどうかの保証がないのに

5000時間もかけることができますか?

 

 

さらに、

5000時間の勉強をして

たった平均年収630万円の司法書士業界に

飛び込みたいですか?

 

 

 

3.5000時間を投資効率のいい分野の学びにむける

 

 

 

さて、

5000時間の勉強で晴れて

司法書士に合格したとします。

 

 

 

そこで、

平均年収630万円を

コンスタントに稼げるでしょうか?

 

 

 

もし、

現状の年収以上を稼ごうと思うのであれば

5000時間を司法書士の勉強にあてるのでなく、

以下のように、考えることが出来ないでしょうか?

 

 

 

1000時間をテクノロジーやプログラミングの勉強

500時間を自分が働いている業界の勉強

500時間を今後転職したい業界の勉強

1000時間を心理学、心理学を使ったプレゼン手法

1000時間をマーケティングやライティング

1000時間を経済、哲学、歴史、文学等のリベラルアーツ

以上合計5000時間の勉強

 

 

 

以上のような勉強(人それぞれではあるが)をして、

良い就職先に転職したほうが

余裕で年収630万円以上稼げると思いませんか?

 

 

 

つまり、

今後必須となるスキルを5000時間学び倒したほうが、

1000万円プレーヤーなんて簡単な話ですし、

十分起業も狙えると私は思います。

 

 

 

5.司法書士の今後の展望

 

 

 

司法書士の主な仕事は登記手続です。

 

 

 

登記手続きはしょせん、手続きなので、

完璧にAIにとって代わられます。

 

 

 

これは、税理士や行政書士も同じです。

 

 

 

そこで、

司法書士が今後生きていくにはどうするのか?

 

 

 

お客様の財産にまつわるコンサルティング等を

しないと生き残れません。

 

 

 

つまり、

AIにはできないコンサルティング業務に

シフトしていかないといけません。

 

 

 

となると、

法律知識だけでなく、

金融、税金等の幅広い知識が必要になります。

 

 

 

また、

上記知識をお客様の要望にあてはめるには、

発想力が必要になるし、

心理学を使った話法なども必要になってきます。

 

 

 

そうすると法律知識も大事ですが、

それ以外の能力も必要となり、

そのような能力は仕事を通じてでしか

絶対に身につきません。

 

 

 

そういった意味でも、

仕事をしながら勉強するほうが

色々な面で絶対に得なのです。

 

 

 

次回につづく・・・。