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司法書士試験願書受付延期について思うこと。これからの勉強スタイル。その5

前回の続き・・・。

 

 

 

仕事をしながら勉強するほうが

「色々な面で絶対に得だ

ということをお話ししていきます。

 

 

 

1.「ニュータイプの時代 山口周 著 ダイヤモンド社」を読んで

 

 

この書籍(以下、「本書」という」は

ビジネスマン、学生に

これからの「VUCAの時代」に生き抜くヒントを

丁寧にやさしく教えてくれる

すばらしい本です。

 

 

 

ちなみに、

「VUCAの時代」とは、

色々な英単語の頭文字をとって

「不確実で予測が出来ない時代」

という意味です。

 

 

 

さらに、本書は

コテコテのビジネス用語をあまり使わず、

歴史、哲学、文学、美術等

むしろビジネスとは全く関係のなさそうなジャンルの本を

引用して書かれております。

 

 

 

なので、

「最新」のビジネス理論が

「古典」などの教養をもとに解説さているので

本当に教養が大事だということも教えてくれる

すばらしい本です。

(当然、よく売れていますし、是非、おすすめです

 

 

 

以上より、

「最新のビジネス理論よりも古典などの教養が重宝される」

ということは以下のように、言いかえることができます。

 

 

 

それは、

「最新の理論」はすぐに役に立つ反面、

すぐに役に立たなくなる。

 

 

 

しかし、

何百年、何千年と読まれ続けている「古典などの教養」は

「これからの時代を生き抜くヒント」

を教えてくれるものとして

これからも何十年、何百年、何千年と

役に立ち、語り続けられるのでしょう

 

 

 

 

ただ、

著者は本書以外の著作で

「教養はあっても仕事ができない人間にはなるな

と警鐘を鳴らしております(笑)。

 

 

 

それでは、

本日は本書を引用しつつ、

「仕事をしながら勉強するほうが

 色々な面で絶対に得だ

ということをお話ししていきます。

 

 

 

 

2.複数の組織と横断的に関わる(本書190頁から引用)

 

 

 

 

今後は、

大企業による市場の寡占化と

個人のスモールプレーヤーとして

「二極化」が進むとのこと。

 

 

 

 

つまり、

企業で働きながら、

副業でユーチューブ、インスタ、

ツイッター、フェイスブックを使えば

「個人でも世界相手に商売ができる」

ようになりました。

 

 

 

そこで、

二極化がすすむとして

「私たちはどちらを選択すべきなのか?」

 

 

 

企業なのか?

個人としてのスモールプレーヤーなのでしょうか?

 

 

 

結論からいうと、

「どちらにも所属する」

ということです。

 

 

 

本書ではこのような立場を

「ブラックスワン」「反脆弱性」

と言った世界的ベストセラーの著者

ナシームタレブが命名するところの

「バーベル戦略」

と呼んでいます。

 

 

 

「バーベル戦略」とは簡単にいうと、

「極端にリスクの異なる2つの職業を同時に持つ」

という戦略だとのことです。

 

 

 

そして、

その典型的な実践者が誰もが知っている

「アインシュタイン」

です。

 

 

 

アインシュタインがノーベル賞を受賞するきっかけとなった

「光量子仮説」の論文はどのように完成したのか?

 

 

 

普通は、研究室にこもって完成したと思いますよね?

 

 

 

しかし実際は、

アインシュタインはベルンの特許庁で審査官の仕事をしながら、

余暇の時間を利用して書かれたものなのだそうです。

 

 

 

つまり、

アインシュタインは現在のいうところの、

「本業をもちながらの副業でひと山当てた

ということになります。

 

 

 

 

3.アインシュタインに学ぶこと

 

 

 

 

もし、

アインシュタインの論文が

世に取り上げられなくても

失うものは時間と紙くらいです。

 

 

 

 

また、

「現在は不確実で予測できない時代(VUCA)」

になっております。

 

 

 

 

不確実で予測できないのは

一見、ネガティブにとられそうですが、

不確実で予測できないゆえに

人生が「大化け」する可能性もある

ということなのです。

 

 

 

 

4.だから絶対に仕事をしながら司法書士の勉強をすべき

 

 

 

 

いかがですか?

 

 

 

 

専業受験生になると、

長年勉強して合格出来なかった時、

取り返しのつかないことになると

私は口を酸っぱくしていいました。

 

 

 

 

しかし、

仕事をしながら勉強をすると

合格出来なかったときのリスクは回避できます。

 

 

 

 

また、

この不確実で予測できない時代だからこそ、

バーベル戦略で司法書士として開業したあかつきには、

大化けする可能性があります。

 

 

 

一方で、

専業受験生として

私は一発合格したので専業受験生を進める人も

なかには存在します。

 

 

 

しかしながら、

それは、その人の経験だけによる

なんの根拠もないアドバイスです。

 

 

 

さらには、

かなり独りよがりで無責任だと

私は断言できます。

 

 

そして、

そのようにアドバイスを受験生にしたことによって、

もし合格出来なかった時、

その人はどう責任をとるのでしょうか?

 

 

 

「そんなものは自己責任だし、

 落ちた時は落ちた時に前向きに考えよう

という反論もあると思います。

 

 

 

しかし、

落ちた時に前向きに考えることが出来るのは、

「それなりのまわりの状況や心理状態による」

ということなのです。

 

 

 

つまり、

司法書士試験合格の夢を絶たれても、

「まわりに家族がいる」

「仕事の世話をしてくれそうな知人がいる」

「精神的に立ち上がることのできる心の余裕がある」

「なんらかの仕事の経験とスキルがある」

「年齢がまだまだ若い」等といった、

「再スタートを切るためのリソース(資源)」がないと

人は前向きに考えようにも考えることは出来ません。

 

 

 

そして、上記のような

「再スタートを切るためのリソース(資源)」が無い人には、

前向きに考えようと伝えたとしても、

絶対に心にひびくことはありません。

 

 

 

 

私は司法書士の専業受験生になり、

離婚した人を知っています。

(その後、消息不明・・・。)

 

 

 

私は、ビジネスマンとして

スキルを付けなければいけない大事な時期に

仕事を辞めて専業受験生になり、

50歳手前の年齢でアルバイトを転々

としている独身の人も知っています。

(その後、電話に出なくなった・・・。)

 

 

 

私は、以前のブログにも書きましたが、

専業受験生が予備校で奇声をあげるようになって

メンタルが崩壊した人も見てきています。

(当然、その後のことは知りません・・・。)

 

 

 

特にメンタルをやられると

本当に再起不能であり、

そのような人が量産されると

日本にとっても大きな損失となり、

国力ダウンにもつながってしまいます

 

 

 

5.まとめ

 

 

 

いかがですか?

 

 

 

私のアドバイスが、

司法書士受験生だけでなく、

いわゆる難関資格を目指している人にとって

少しでも役に立てればと心より思います。

 

 

 

そして、

バーベル戦略で司法書士に合格し、

この古くて旧態依然とした業界に

一石を投じてくれるような

「ニュータイプの司法書士」が

数多く生まれてくるのを

先輩司法書士として切に願います。

 

 

 

なぜなら、

少しでも司法書士業界がよくなり、

少しでも不動産業界がよくなり

少しでもいい世の中になると思うからです。