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司法書士試験願書受付延期について思うこと。これからの勉強スタイル。最終回

以前、

「司法書士試験に合格するのはセンス」

と書きました。

 

 

 

以前のブログ参照

 

 

 

簡単に復習すると、

1年という短期間で合格する人もいれば、

何年かけても受からない人がいる。

 

 

 

そして、

何年もかければかける程

受かりにくくなる。

 

 

 

なので、

「司法書士試験に合格するのはセンスだ

 

 

 

そして、

仕事をしながら勉強すれば

「センスがあるかどうか

判断できる。

 

 

 

そこで、

センスがあると判断すれば勉強し、

センスが無いと分かれば、

すぐに司法書士資格試験から撤退する

 

 

 

以上のような、内容でした。

 

 

 

 

今回も前回と同様、

「ニュータイプの時代(以下、本書という)」

 (山口周 著 ダイヤモンド社)を引用しつつ

「司法書士試験が受かるのはセンス

というテーマでブログを書いていきます

 

 

 

1.本書の紹介・・・ニュータイプとオールドタイプ

 

 

 

まずは、

本書を少し解説すると

組織に従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い

ある種「昭和の古臭いビジネスマン」を

「オールドタイプ」

と呼んでいます。

 

 

 

一方で、

複数の組織を渡り歩き、直感的で、わがままで、好奇心の強い

ある種「不確実で予測が出来ない時代に求められるビジネスマン」を

「ニュータイプ」

と呼んでいます。

 

 

 

さらに、

著者は別の著書で

旧態依然の手法にこだわりつづけ

時代の変化によって求められる価値観を

かたくなに拒むオールドタイプの人種を

「オッサン」

と呼んでいます(笑)。

 

 

 

また、

いわゆる「オッサン」が

この世の中の進化の足を引っ張っているとのこと。

 

 

 

さらには、

「おっさん」がこの世の中を悪くしており、

「クソ仕事という無駄」

を生み出しているそうです。

 

 

 

司法書士業界で言うと、

成年後見業務における

リーガルの半年に一回のLSの報告です

 

 

 

なお、この話題については、

「僕と同じ意見の司法書士が多くいる」

と思うので、いつか深堀します。

 

 

 

まあ、

みなさんもわかっていると思いますが、

今回の新型コロナでリモートワークが進まないのも

企業が不祥事を起こすのも、

意味のない無駄な仕事を押し付けるのも

東証一部上場のレナウンが倒産するのも

すべて会社の上層部の「オッサン」が元凶です(笑)。

 

 

 

さらに、

新型コロナで抜本的な政策を出せない

ほとんどの政治家がオッサンである一方、

バンバン地方で独自の政策を出し

国の政治にも影響をおよぼす

大阪の吉村知事(44歳)をニュータイプと言えそうです。

 

 

 

また、

著者は別の著書でも書いていますが、

ニュータイプが世の中のオッサンを退治し、

この世の中を少しでもよくしようと

語っています。

 

 

 

話が少しそれましたが

これからは、この世の中を良くするためにも

みんながニュータイプになっていかなけらば

生きていけないということです。

 

 

 

2.自分の価値が高まるレイヤーで努力する

(以下、本書 202頁から引用)

 

 

 

オールドタイプは今いる場所で踏ん張って努力する。

 

 

 

一方で、

ニュータイプは勝てる場所にポジショニングする

と主張しております。

 

 

 

以下、詳細を掘り下げます。

 

 

 

3、努力すれば夢は叶うという価値観の危険性

 

 

 

いわゆるオールドタイプは

今いる場所で踏ん張って努力するわけだから、

「努力すれば夢は叶うという価値観」

にこりかたまっています。

 

 

 

そして、この価値観は

「世界は公正であるべきだし、実際にそうだ」

という考えにいたります。

 

 

 

このような世界観を社会心理学で

「公正世界仮設」

と呼びます。

 

 

 

これを初めて提唱したのは

正義感の研究で有名なメルビン・ラーナー

という学者です。

 

 

 

ラーナーによると、

「世の中というのは、頑張っている人は報われるし、

 そうでない人は罰せられる」

と考えます。

 

 

 

もちろん、

このような世界観を持つことで

努力が換気されるのは、

喜ばしい面があります。

 

 

 

しかし、

この世界観に凝り固まるのは、

むしろ危険だということです。

 

 

 

なぜ危険なのか?

 

 

 

もしかすると私のブログの読者でも

思い当たるふしがあるかも知れません。

 

 

 

それは、私が思うに

ブラック企業が社員を奴隷化する

典型的なやり口だからです

 

 

 

ブラック企業はこの価値観を

権威のある上司(大体オールドタイプ)が

徹底的に社員に刷り込んでいきます。

 

 

 

そして、成績が上がらないのを

「努力が足りないからだ

と毎日毎日詰め寄ります。

 

 

 

詰め寄られた社員は

「私の努力が足りない

「もっと努力しなければ

「こんなに努力しても

 売上が上がらない私はダメな人間だ

と自分を責めるようになります。

 

 

 

そしてどうなるか?

 

 

 

精神的に病んでしまうのは

火を見るより明らかです。

 

 

 

もし、

この価値観を妄信しなければ、

きっと精神的に病む前に

転職できる可能性をさぐり

実際に転職するはずです。

 

 

 

4.徹底的に練習(勉強)すればうまく(合格する)なるのか?

 

 

 

さらに、

本書206頁を引用します。

 

 

 

プリンストン大学の研究において、

「練習が技量に与える影響の大きさは

 スキルの分野によって異なり、

 スキル習得のために必要な時間は決まっていない」

というメタ分析の結果を出しております。

 

 

 

さらに、

この分析で、各分野についての

「練習量の多少によって

 パフォーマンスの差を悦明出来る度合い」

として以下のとおり結果が出ております。

 

 

 

テレビゲーム 26%

楽器     21%

スポーツ   18%

教育      4%

知的専門職   1%

 

 

 

これはどういうことかと言うと

以下のとおりです。

 

 

 

楽器やテレビゲームは

相対的に練習量がパーフォーマンスに与える影響が大きいが、

知的専門職にいたっては練習(勉強)しても

その努力の量とパフォーマンスには

ほとんど関係がないということです。

 

 

 

となると、

私が「司法書士試験に合格するのはセンス」

というのもきちんとした科学的な証拠

という裏付けがあることになります。

 

 

 

 

5.自分の適性に基づく努力の場所

 

 

 

長年、

司法書士試験の受験勉強をして合格しないのは、

その人の努力不足ではなく、

努力する場所が単に悪いだけなのです。

 

 

 

つまり、

合格するのに求める資質と

本人の資質がフィットしていない可能性がある

ということです。

 

 

 

なので、

自分には受かるセンスがないと判断したら

すぐに努力する場所を変えるべきなのです。

 

 

 

本書では、

どうやっても成果の出ない場所で

不毛な努力をしつづける人を

「オールドタイプ」

と定義しております。

 

 

 

一方で、

柔軟に機動しながら、常に自分の価値が

相対的に高まるポジションにい続けるという人を

「ニュータイプ」

と定義しています。

 

 

 

 

つまり、

ニュータイプは時と場合において

「逃げるが勝ち」であるということを

きちんと実践しているのです。

 

 

 

無駄な「戦」いを省「略」する。

 

 

 

まさに、長い人生、時と場合において、

「逃げるが勝ち」というのは

人生の「戦略」

に他ならないのです。

 

 

 

6.統括

 

 

 

いかがですか?

 

 

 

私がここまで述べても

司法書士の専業受験生をしますか?

 

 

 

ここで、

「それでも私は専業受験生をする

という読者の方がいれば

最後に、私は以下のような

はなむけの言葉を送ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に合格して下さい・・・。