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コロナ禍における、ZOOMによる数多くのWEB法律相談を通じて得た教訓

私の事務所も

コロナの緊急事態宣言が出て、

いち早く、ZOOMによる法律相談を

受けるようにしました。

 

 

 

 

それから、数ヶ月が経過し、

数多くのZOOMによる法律相談を実施してきました。

 

 

 

 

 

特に、

家族信託において、

「両親が関西に在住で、子どもたちが、関西以外にお住まいになられている方」

の相談が圧倒的多数でした。

 

 

 

 

そして、

その問い合わせをしてきた方のほとんどが、

私の以下の記事を読んで頂き、

私の事務所に問い合わせをして頂きました。

 

 

 

↓ ↓ 参考記事 ↓ ↓

 

父母が大阪在住。自分は関東在住。家族信託は大阪と関東の司法書士どちらの司法書士に依頼すべきか?

 

 

 

さて、本日は、

私のZOOMによる数多くの家族信託の相談を通じて、

「ZOOM相談の良いところ」

「ZOOM相談の悪いところ」

「これからのビジネスパーソンに求められること」

をお話していきたいと思います。

 

 

 

 

1.ZOOM相談(面談)の良いところ

 

 

 

 

私が感じたZOOM相談(面談)の良いところは、

パソコン画面上に自分の姿が見えることで、

「自分自身の話をしている声のトーン、表情、しぐさ、顔色、クセ等」

を観察できることです。

 

 

 

 

これは、

今までの実際に対面したうえでの相談(面談)では、

経験できないことだと思います。

 

 

 

 

なので、

お客様とコミュニケーションをとる仕事をしている人は

全員、率先的に、ZOOMでの相談(面談)をすることをおススメします

 

 

 

 

なぜなら、

ZOOM相談(面談)を単なるツールとして利用するだけではなく、

お客様に安心感を与えられる

声のトーン、表情、しぐさ、話し方の訓練をする

絶好の機会に早変わりするからです

 

 

 

 

 

ちなみに、

私の周りには

「自分の顔が見えると逆に緊張して、

 ZOOM相談(面談)の際は自分自身の顔を見えないようにする」

という人もいます。

 

 

 

 

これでは、せっかくの訓練の場なのに、

非常にもったいない気がします。

 

 

 

 

一方、私は

「自分の顔が見えることが、

 相談する上で、もの凄いプラスに働くタイプ」

です。

 

 

 

 

理由は、

これを言うと笑われるかもしれないですが、

「もう一人の自分が自分自身を客観的に見ている感じ」

がするのです。

 

 

 

 

 

具体的に言うと、

「幽体離脱」

みたいな感じです。

 

 

 

 

また、

これと似た現象で

プロゴルファー等のスポーツ選手がゾーンに入ると

「自分の頭上から自分が見える経験」

をするそうです。

 

 

 

 

なので、

私はZOOMで相談(面談)すると適度の緊張感、

自分の事務所に一人というリラックス感と相まって、

ゾーンに入っているのかも知れません。

 

 

 

 

 

2.ZOOM相談(面談)の悪いところ

 

 

 

 

 

それは、ズバリ空気感などと言った、

「お客様との対面現場において、

 お客様と完全に調和したときに醸し出される雰囲気に欠ける」

という点です。

 

 

 

 

ちなみに、これって、

営業をされている方も

うすうす気づいている点だと思います。

 

 

 

 

さて、先ほど、

ZOOM相談(面談)で良いところを述べましたが、

私が思うに、ZOOM相談(面談)でカバーできる範囲は

「すでに人間関係が構築されている間柄での商談」、

「法律相談などと言った、ある程度、答えが決まっている面談」

です。

 

 

 

 

なので、

定型的な答えの決まっていない

お客様に対するコンサルティング営業などは、

ZOOMだけでは少し無理があるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

なぜなら、私の経験上、

お客様とのコンサルティング営業の現場において、

「お客様と完全に調和したときに醸し出される雰囲気」があって、

「初めて、お客様の答えの決まっていない問題に対する答えが出るから」

です。

 

 

 

 

 

3.これからのビジネスパーソンに求められること

 

 

 

 

 

これからのビジネスパーソンは、

それなりにテクノロジーを使ったビジネス手法が

求められてくるに違いありません。

 

 

 

 

 

このZOOMによる商談手法も

これから求められるスキルになってくると思います。

 

 

 

 

 

しかしながら、

対面営業が無くなることは

決して無いと私は言い切ることが出来ます。

 

 

 

 

 

なぜなら、

「コンサルティング営業はAIに取って代わることは無い」

というのが、世間一般意見です。

 

 

 

 

そして、

コンサルティング営業をするうえで、

ビジネスパーソンに求められるスキルは、

前述したとおり

「お客様との対面現場において、

 お客様と完全に調和したときに醸し出される雰囲気」

を作りだすことです。

 

 

 

 

つまり、

その雰囲気を作り上げるには、

ビジネスパーソンとしての

知識や知識を生かしての提案力等も大事ですが、

もっと大事なことがあります。

 

 

 

 

それは、

お客様に安心感を与えるための自分の見せ方です。

 

 

 

 

 

一般的に言われる服装、

みなりを整える清潔感も大事ですが、

やはり、ビジネスパーソンの醸し出す雰囲気やオーラが

大事になってくると思います。

 

 

 

 

 

皆さんも、

「この人の言うことは理解できるけど、なんか信用できない」、

「この人の言うことは理解できるし、それ以上に、もの凄い安心感がある」

と思った経験はありませんか?

 

 

 

 

 

さらに、極端な例ですが、

「この人の言うことはよく分からないけど、

 なんかもの凄い安心感があって信頼できる」

と思わせる化け物みたいなスーパーセールスマンも

この世に存在したりします。

 

 

 

 

 

つまり、これからは、

知識や提案は当然として、

いかに「お客様に安心感を与えるか

がポイントになるわけです。

 

 

 

 

 

では、

その安心感を与えるにはどうすればいいのか?

 

 

 

 

 

それは、前述したとおり、

「ZOOMによる相談(面談)を重ねて、

 自分の話し方を客観的に見つめて訓練することに尽きる」

と私は思います。

 

 

 

 

 

コロナ禍により、

これから、対面営業の場が少なくなるのは確実です。

 

 

 

 

 

 

つまり、

「それだけチャンスが少なくなる」

ということです。

 

 

 

 

 

そこで、

その少ない場(チャンス)をものにするには、

大事なポイントはなんのか?

 

 

 

 

 

それは、

「知識や提案力以上に、

 お客様にいかに安心感を与えるか」

であると、つくづく最近、思うのです。

 

 

 

 

 

ということは、最近の

「今までの(コロナ禍以前)営業スタイルはダメ」

だという風潮に、

「我々ビジネスパーソンは自信をもってNO」

と言えるようにならないといけません。

 

 

 

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。