ブログ

カテゴリー

中古不動産と新築不動産

毎度です

不動産営業出身 大阪・吹田市の

FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

前回は中古マンションについて書いたので、

今回は中古マンションと

新築マンションの選別法についてのお話。

新築マンションを購入されようとする方で、

やはり一番気になるのが、

きちんと建築施工されているかどうかです。

マンションを建てる建築会社は

中堅から超大手までありますが、

中堅だから不安であるとか、

超大手だから間違いないというのも

一概には言えません。

なぜなら、

適法な建築確認申請をして、

法律上・構造上きちんとした図面があったとしても

それが、図面通りに施工されているかどうかの

保証はありません。

おそらく、

専門知識のある人間が

現場に張り付いていたとしても

限界があるでしょう。

中には、

工期短縮による手抜き、

さらには

必要な部材を使わなかったりする可能性

無いとは言えません。

以前、

事件になったヒューザーや姉歯問題は、

まさにその具体例です。

つまり、

新築マンションが間違いなく建築施工されたという

絶対的な判別法というものはありません。

よって、

新築の不動産を購入する時というのは、

多少博打的な要素があります。

その点、

 

中古マンションや中古戸建には、

 

もし何か不具合があれば、

 

それは、既に顕在化しているので、

 

修復可能なのか不可能なのか、

 

その不具合は致命的なのか、

 

軽微なのかという判断を

 

専門の業者に見てもらえばわかります。

また、

施工の面だけでなく、新築マンションだと

どの様なコミュニティなのか、

どの様な人間が住んでいるのかというのも、

入居してみないとわからないという

博打的な要素があります。

となりや上階の人が酒乱で夜遅く、

となり近所に憚らず大ゲンカしてたり・・・。(笑)

 

ゴミを出す決まりを守らなかったり、

 

共用部分に私物を置いてたり、

 

駐車スペースでもないのに車を止めていたり、

 

その他、管理規約を守らない居住者がいてたり・・・・。

 
 

しかし、

 

その点、中古だと

 

すでにどの様なコミュニティが出来上がってるか、

 

隣や上階の人はどの様な人という調査も、

 

仲介の担当者に聞けば、

 

可能な限り調査してくれます。

 
 

そして、

実際にそのマンションのエントランスにある張り紙や

 

エレベーターの掲示物をみたり、

 

管理人に聞いたり、

 

直接、入居者に聞いたり、

 

共用部分(特に、自転車置き場、駐車場、メールボックス等のみんなが使う場所)を隈なくよく観察する事です。

 

 

ところで、

 

建築施工について、話を戻しますが、

 

私の経験則上、

 

有名所の不動産開発会社と建築会社と

 

有名でない不動産開発会社と建築会社では

 

有名どころの方が、

 

圧倒的に入居後のクレームは少なかったです。

 

 

仮に、

あったろしても十分な誠意のある対応を取っていました。

 

 

ちなみに、

このブログでは怖くて書く事が出来ませんが(笑)

有名どころでない不動産開発会社で

有名どころでないゼネコンが施工したマンションで

 

到底、考えられないようなトラブルがありました。

ところで、

よく、不動産とは縁のものであり、

不動産購入は結婚みたいなものと言います。

そして、先ほど、

私は不動産を買うのは博打と言いました。

なるほど!

だから結婚も博打って言うでしょうね!(笑)

すみません!

少し、話が飛んで行きましたが、

このブログでも再三書いていますとおり、

 

博打的な要素を少しでも取り除いていく事が、

 

いい住まいを買う必須条件であると

 

私は思います。

 
 

買える額ではなく、

 

払える額を把握し、

 

信頼・信用できる

 

不動産会社の営業マンを味方につける事です。

 

 

特に、ネットの情報だけでは、

 

いい住まいを探す事は出来ないし、

 

いい不動産営業マンは見つかりません!

なぜなら、

人とのつながりや

ゲン担ぎを非常に大事にする業界であり、、

かつ、そういう性質の人が圧倒的に多く(情がある人が結構多い)、

不動産業界は人対人という対面販売というものが

未来永劫に残ると私は思います。

これは、ネット社会のアメリカでもそうです。

最近、

日本でもアメリカの様な、

エスクロー調査・ホームインスペクションの普及に

国を挙げて力を入れています。

いつか、

日本の不動産流通もアメリカのようになるでしょう。

その時は、

安全・安心・透明・公正な不動産取引をする、

いい不動産会社、いい不動産営業マンが残り、

悪徳、ズボラ、無知、金儲けだけの

不動産会社や営業マンは淘汰されていくでしょう!

 
 

最近、

エスクロー調査やインスペクションに力を入れている

不動産会社や営業マンに期待しています。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナーの廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。