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事務所に司法書士受験生の補助者がいれば・・・。その2

皆さん!こんにちは!

 

大阪吹田市江坂駅前の

司法書士・家族信託専門士の廣森良平です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

よく受験生の話題で

「実務の知識なんて受験には役に立たない!」

という意見があります。

 

 

しかしながら、

それは全く的外れの意見です。

 

 

恐らく、試験に落ちた事を

少し言い訳のように

「実務の知識が邪魔して、

試験に受からなかった!」

と言っているだけのように思えます。

 

 

でも、

補助者をしていて

ただ単に漫然と所長からの指示を

こなしているだけだと

実務の知識は試験に役に立たないかもしれません。

 

 

また、

事務所の特色に

左右されることもあるかも知れません。

 

 

不動産登記しかしていない事務所だと

民事訴訟・民事執行の流れも

イメージしづらいでしょう。

 

 

また、巨大不動産登記事務所だと

業務を細分化するため、

一部の業務だけしかしないとなれば、

業務の全体が見えてこないでしょう。

 

 

最近はやりの、

過払いしかしていない事務所で働くと

不動産登記法、商業登記法の実務を体験する事は

ほぼありません。

 

 

少し話は変わりますが、

著名な投資家であるウォーレンバフェットは

こんな事を言っております。

 

 

「リスクとは、自分は何をやっているか

よくわからない時に起こるものです。」

と言っております。

 

 

私は株式投資はしませんが、

自分なりに解釈すると、

「自分が一体何をやっているのか分からない時に失敗する」

という事だと思います。

 

 

これを、司法書士試験や

司法書士の実務に置き換えると、

「自分が何の仕事をやっているかよくわからないのに、

法律を理解する事なんて出来ない!」

という事になると思います。

 

 

もっと、具体的に言うと、

「登記原因証明情報って言うけど、

登記原因証明情報って一体何やねん!

見た事ないわ!」

 

 

「合併契約書って何やねん!見た事ないわ!」

 

 

「公示送達ってなんやねん!

しかもどうやってすんねん!」等などです。

 

 

でも、みなさん!

少し考えてみて下さい!

 

 

法律実務で長年の経験及び

特定の実務について数多くの経験がある人も

最初はズブの素人です。

 

 

つまり、誰もが一番最初は

経験した事のない業務をするのです。

 

 

前述の企業の合併の登記や

公示送達も私にはそれなりの経験がありますが、

それでも、最初はズブの素人でした。

 

 

それでも、

なぜその様な仕事が出来たのか?

 

 

それは、

ありとあらゆる書籍、友達・先輩・後輩の司法書士、

ネット、裁判所、法務局等から情報を仕入れ、

限りなく、その実務に関しては権威であるかの如くにまで

知識武装をします。

 

 

そして、

経験のある司法書士から聞いた内容を

あたかも自分でやったかのようなレベルにまで

イメージを持っていくのです。

 

 

そうすると

初めて経験する業務でも

なんとかやりきる事が出来るのです

 

 

いかがですか?

 

 

実務において、

自分に経験がない初めての業務だからと言って

来た依頼を断ると司法書士として食べていけません

 

 

司法書士試験において、

自分に経験が無い初めて見る問題だからと言って

その問題をすぐに諦める、またはパニックになってしまうと

とてもではないが、司法書士試験の最終合格は勝ち取れません

 

 

いかがですか?

 

 

実務では否が応でも未知の領域の事を

こなさないといけません。

 

 

なので、

実務をすると必然的に

試験における未知の問題に対する解答力を

養う事が出来るようになります。

 

 

よって、

試験に役立つ知識を得ながら、

補助者として働きたい司法書士受験生は、

業務の全体を見渡せる事務所や

多くの業務をやっている事務所で

補助者をするといいでしょう!

 

 

 

追伸

 廣森司法書士事務所では補助者を募集しております。

 私のHPを見て頂ければ分かると思いますが、不動産登記及び商業登記がメインの事務所であり、裁判事務、後見業務、民事信託等、幅広く業務を扱っております。

 司法書士として実務力、司法書士試験の解答力を養いたいという方にとって、きっとワクワクドキドキしながら仕事が出来る事務所です。

 また、試験前の試験に集中する休暇も取れる事務所です。

 皆様の応募、お待ちしております!

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。