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ＦＰ司法書士
士業の人が、なぜ「営業が嫌い」かという理由が分かりました。
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP（ファイナンシャルプランナー）兼
司法書士 廣森良平です。
１１月９日の土曜日に、
私のＦＰの師匠である宮田ＦＰの
「士業のためのお客様引き寄せ術」
というセミナーがありました。
３０名程の多種多様な士業が来ていましたが、
その中で半数位がなんと
司法書士と弁護士でした。
ともに、仲の悪い 士業同士です（笑）
さて、
司法書士と弁護士は、
一昔前のバブルの時代では
看板さえ揚げたらご飯が食べる事が出来た、
難易度でもある種のプラチナ資格の士業です。
そして、人数が増え、
さらに、過払いバブルが終わりを迎え、
困った人間が溢れ返っている士業でもあります。
なので、司法書士と弁護士も
「なんとかせねば！」
と真剣に思っている人が
多くなったのでしょう！
まあ、それはさておき、
セミナーの時に、宮田塾長が
面白い事を言ってました。
「士業（サムライ業）の方は「サムライ」やのに、
なんで伝家の宝刀を抜かないのか？」
という事です。
「みなさん、さび付いているのですか？」
「それとも、抜きたくても抜けないのですか？」
という様な感じです。
そこで、セミナーで宮田塾長は、
営業するのなら「尊敬されよ」「愛されよ」の
両方あれば最高であるが、
一つだけしか無理なら
あなたは、どちらを目指しますか？
という質問を投げかけました。
すると、
９割弱の士業の方が
なんと、、、、、、、、、、、、
「愛されよ！」を目指す
という方を選択しました。
実は、保険や不動産に限らず、
およそ営業というものは
「尊敬されよ！」を目指さないといけない！
というのが、宮田ＦＰの考えです。
ところが、、、、、、、、、、、、、、、、、
士業のみんなは、、、、、、、、、、、、
尊敬されるべき
膨大な専門知識があるにもかかわらず、
「愛されよ！」を選択しました（笑）
ここなんですよね！
士業の間違った認識って！
愛されないと
仕事を受注出来ないと思っているのです。
だから、愛されるために
「お金かけて苦手な接待したり」
「本心は嫌やのに媚を売ったり」
「嫌々おだてたり」
「辛いお願い営業をしたり」という事をしないと
仕事って取れないと思っているから、
士業の人間は営業が苦手という人が
多いんやと思います。
さて、
幅広い専門知識があっても、
「マーケットを開拓する能力」がないと
知識を生かす場所がありません。、
マーケットを開拓したとしても、
幅広い専門知識の「伝達能力」が無いと、
お客様を唸らせる事は出来ません。
思うに伝達能力とはお客様に
「いかに難解な専門知識をうまく伝える事が出来るか？！」
という事です。
そして、お客様を唸らせる事が出来れば、
士業は専門職なので、
比較的尊敬を得る事も容易いのかも知れません。
尊敬を得る事が出来れば、
口コミが自然に発生する事になります。
そして、口コミして頂いた方に
適切なフォローをしていけば
自然に愛されるようになり、
「尊敬」と「愛される」という
無限のループに入り込む事が出来ます。
話は飛びますが、
司法書士の資格は昔は
それはそれは、重宝されました。
理由は
ネットが無かったため、
情報というものが極端に少なかったからです。
しかし、時代は変わりました。
ネットで情報を取得すれば、
簡単な相続登記や抵当権抹消登記や会社設立登記
そして、相続放棄等の裁判手続き等は
個人でする事も可能です。
つまり、時代が変わって、
司法書士の資格の希少性というものが、
極端に薄れてきました。
生物の進化でも、
時代の変化に順応したものだけが生き残り、
さらに進化すると言われています。
およそ士業というものは、
変化した時代に、誰がいち早く順応するか？
というサバイバルが開始しているのかも知れません！
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナー（ＦＰ）の廣森でした。
