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結局、変動金利と固定金利のどっちがいいのか!?

毎度です

 

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

 

今日は、住宅ローンについて

 

 

 

不動産営業マンに、

 

「変動金利が良いのか?」

 

「固定金利が良いのか?」

 

という質問をしても、

 

少し、はぐらかされるような感じがしませんか?

 

 

 

 

実は独立系のFP(ファイナンシャルプランナー)でも

 

変動金利と固定金利のうち、

 

「こちらが絶対に良い!」

 

という定義ができません。

 

 

 

 

ちなみに、私の考えは

 

「どちらも良い!」です。(笑)

 

 

 

 

 

なので、

 

大体のFP(ファイナンシャルプランナー)は、

 

その人の収入

 

勤務先

 

家族構成

 

保険加入状況

 

支出状況

 

住宅ローンの借入額と

 

返済期間を総合的に勘案し、

 

その人にあった金利の種別を

 

ある程度判断していきます。

 

 

 

 

 

例えば、極端な例ですが、

 

10年位住宅ローンを返済し続け、

 

年収ダウンにより、

 

住宅ローンの支払いが困難になってしまい、

 

任意売却を検討している人がいるとします。

 

 

 

 

こういう人は、

 

今の残債を借換出来る金融機関を探し、

 

なんとしても売却を避けなければいけないので、

 

出来るだけ返済額が少なくてすむ

 

変動金利を選ぶ方がいいでしょう。

 

 

 

 

しかし、

 

これから住宅購入を検討し、

 

住宅ローンを組まれる方は別です。

 

 

 

今は市場空前の低金利です。

 

 

 

 

ということは、

 

長いスパンで考えると

 

上がる可能性もあるという事です。

 

 

 

 

 

よく、不動産の営業マンの使うセールストークに

 

「最初は変動にしておいて、

 

金利が上がったら固定にすればいい」

 

というトークを聞きます。

 

 

 

 

しかし、これは少し現実味がありません。

 

 

 

なぜなら、

 

変動金利は短期金利に連動し、

 

固定金利は長期金利に連動しています。

 

 

 

 

 

そして、

 

金利上昇局面では短期金利に先行して、

 

長期金利の方が先に上がってしまうのです。

 

 

 

 

FPの試験には経済に関する問題もでるので、

 

この点に関しては、FPにとっては常識です。

 

 

 

 

 

つまり、

 

変動金利でギリギリにローンを組んでいる人が、

 

いざ金利が上がったからと言って、

 

固定に切り替えようとおもっても、

 

出来ない可能性があるという事です。

 

 

 

 

となると、

 

変動金利の安い金利の恩恵を受けつつ、

 

固定金利の金利上昇リスクを回避する考えが

 

今の住宅ローンの賢い組み方ではないかと思います。

 

 

 

 

ここで、大事なのは、

 

これはあくまで私の考えですので、

 

「これから金利は絶対上昇しない!」

 

「繰上げ返済して10年位で返す」

 

という人には、変動金利は向いているでしょう。

 

 

 

しかし、住宅ローンはみなさん、大体

 

30~35年返済で組みます。

 

 

 

 

長いスパンで考えたら、

 

固定金利、

 

もしくは固定金利と変動金利の組み合わせも、

 

選択肢の一つに入れるのもありかと思います。

 

 

 

ところで、

 

住宅を購入する人は色々な情報誌や

 

住宅に関する本を読んで、

 

それなりに住宅ローンや

 

不動産の事を勉強なされています。

 

 

 

 

確かに、不動産屋を巡り

 

色々な物件を見て、

 

そして、本や情報誌で勉強をして

 

色々な情報を仕入れる事は

 

素晴らしい事であり、

 

夢の住宅購入には不可欠な事です。

 

 

 

そこで、私からの提案があります。

 

 

 

その勉強した事や仕入れた情報を

 

自分だけで解釈をするのではなく、

 

一度、中立公正の立場である独立系の

 

プロのFP(ファイナンシャルプランナー)と共に

 

検証してみるといいと思います。

 

 

 

なぜなら、

 

その仕入れた情報や勉強した事は、

 

更にブラッシュアップされるからです。

 

 

 

ブラッシュアップされた

 

知識や情報をもとに住宅を探せば、

 

より満足度の高い住宅の購入が、

 

出来るのではないかと思います。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。