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【盲点】横領しない専門職成年後見人を見抜く方法

1.【普通に考えたら常識】【盲点】横領しない専門職成年後見人を見抜く本質的な方法

 

 

 

 

本日は、

普通に考えたら誰にでもわかる

本質的なことをお話します。

 

 

 

もしかすると、

成年後見センターリーガルサポートの

役員クラスの人には

耳が痛いことかも知れません。

 

 

 

 

それでは、以下、深堀していきます。

(少し前置きが長くなりますが、最後までお読み下さい)

 

 

 

 

2.成年後見人の司法書士のクレーム対応?!

 

 

 

 

実は、私、昨日は、

成年後見センターリーガルサポート大阪支部主催の

「成年後見」常設電話相談の当番でした。

 

 

 

 

時間は午後1時から午後4時まで

成年後見センターリーガルサポート大阪支部

にかかってきた

成年後見や認知症対策、

認知症になった親の相談の電話が

私の事務所に転送されるという仕組みです。

 

 

 

 

 

相談の電話が鳴るまでは、

事務所で仕事ができるので、

相談のないときは仕事がはかどるし、

相談の対応もできるので、

この形態の相談はどんどん実施すべきだと思います。

 

 

 

 

 

さて、

私は経験したことがないのですが、

私の知り合いの司法書士に聞くところによると

この「成年後見」常設電話相談にかかってくる電話は

「ほとんどが司法書士の成年後見人のクレーム」

なんだそうです。

 

 

 

 

想像するに、

「財産を管理するだけで何もしない!」

「何もしないくせに高額な報酬がとられる!」

「高圧的な態度で対応してくる!」

「柔軟な対応をしてもらえない!」等々、

成年後見制度の

「闇、歪み、限界、不具合、不都合、欠点」

が浮き彫りになるクレームなんだと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに、

私のブログの趣旨は

成年後見制度に頼らない家族信託の普及なので、

成年後見制度と家族信託の比較等については、

私のブログを熟読してもらえればと思います。

 

 

 

 

 

3.昨日、私が聞いた相談の内容

 

 

 

 

当日は、

私は5件ほど相談をうけましたが、

話を聞いていると全て、

本当に司法書士の成年後見人を

付けなければいけない事案でした。

 

 

 

 

ところが、

そのうち1件は

認知症になる前に家族信託をやっておけば、

成年後見制度を利用しなくても済む相談でした。

 

 

 

 

その相談内容を

差し支えない程度でお伝えすると、

以下のとおりです。

 

 

 

 

 

認知症の父の施設入所費用のために

まとまったお金が必要になったとのこと。

 

 

 

 

そして、

普通預金、定期預金の

通帳とハンコを管理している息子が

金融機関にて定期預金を解約しようとしたところ

ストップがかかったとのこと。

 

 

 

 

 

息子が父親の事情を

金融機関の担当者に言うと

担当者は「成年後見制度を利用しないと

 定期が解約できません」

とのこと。

 

 

 

 

以上のような相談でした。

 

 

 

 

この事例の相談なんてものは、

まさに、父親が元気な時に

絶対に家族信託をするべき案件です。

 

 

 

 

この相談者がいち早く家族信託を知っていれば、

成年後見制度なんて利用しなくても

良かったのです。

 

 

 

 

4.今後の課題

 

 

 

 

家族信託の制度は普及したとはいえ、

まだまだ十分に認知されているとは言い切れません。

 

 

 

 

権利擁護を標ぼうしている

司法書士で構成している

成年後見センターリーガルサポートが

成年後見制度だけでなく、家族信託についても

もっと喧伝すべきだと私は思います。

 

 

 

 

5.実際の現状

 

 

 

 

今の成年後見センターリーガルサポートは

会員の司法書士に過度な報告や事務作業

(いわゆる「クソ仕事」)義務付け

一体何を目的にしているのかが

いまいちわかりません。

 

 

 

 

恐らく、

「成年後見人の司法書士の横領等の不正を防ぐのが目的」

なんだと思いますが、

手段が過度な報告や事務作業を増やすことで

その目的が達成できるとは到底思えません。

 

 

 

 

 

不正を防ぐのが目的であれば、

「もっと本質的な手段を実施しないとだめ」

だと思います。

 

 

 

 

 

思うに、

不正をする司法書士の特徴は

「収入の割に借金で首が回らない司法書士」

です。

(大体、ギャンブルや先物取引等の投機関係)

 

 

 

 

となると、

成年後見センターリーガルサポートに入会する前に、

「入会希望の司法書士を審査」

すればいいだけのことです。

 

 

 

 

具体的にいうと、司法書士の

「資産状況、年収」

「司法書士の事務所内容や事業規模」

「負債総額」を

総合的に判断すればいいと思います。

 

 

 

 

 

資産状況を証明するには、

「不動産登記簿謄本」

「預貯金通帳」

「有価証券」

「保険証券等」

です。

 

 

 

 

 

年収を証明するには、

「確定申告書の控え」

「課税証明書」

「納税証明書等」

です。

 

 

 

 

事務所内容や事業規模は、

「どのような業務を、

 何人くらいの人材でこなしているのか」

というような内容です。

 

 

 

 

つまり、

事業規模が大きければ、

成年後見業務を受けるキャパシティが

大きいということになります。

 

 

 

 

負債総額は

「借金の残高証明書」

です。

 

 

 

 

また、

負債総額は客観的に証明するものとして

「信用情報登録機関の証明書」

をあげることができます。

 

 

 

 

この証明書を見れば、

負債総額を少なく見積もって申告する

「嘘を見抜くこと」

出来ます。

 

 

 

 

実は、

成年後見を申立する時の申立書に、

成年後見人司法書士の

「年収や借金の額を記載する欄」

があります。

 

 

 

 

しかし、

司法書士の年収や借金の額を

証明するエビデンス(証拠)は不要なのです。

 

↓ ↓ 以下を参照して下さい。↓ ↓ 

 

 

候補者の書式

 

 

 

これだと、

嘘をつき放題ですよね~。

 

 

 

 

6.業界は変わらないので皆さんが自衛しないといけません。

 

 

 

 

ここから大事な話です。

 

 

 

 

私だけでなく、

成年後見センターリーガルサポートの

問題点を指摘する司法書士は

実は、結構います。

 

 

 

 

しかし、

既得権益にしがみつく司法書士が

上層部に占めている以上、

この団体を変えるには時間がかかります。

 

 

 

 

なので、

成年後見人を利用するには、

成年後見センターリーガルサポートから

司法書士の紹介をうけてはいけません!

 

 

 

 

 

ご自身で色々なHPを見て、

実際に面談し、

「皆さんの判断で成年後見人を選んでください。」

 

 

 

 

 

実際に会って、話もしてみて、

「いいな!」

と思った司法書士がいれば

このようにお伝え下さい。

 

 

 

 

 

「先生を信用信頼して成年後見人を

 お願いしようと思います」

 

 

 

 

 

「つきましては、先生の年収、負債総額、

 さらに、財産の額を教えてもらえますか?」

 

 

 

 

「年収は確定申告書の控え、

 負債総額は信用情報登録機関の証明書

 財産の額は実際の預金通帳や証券会社の残高がわるもの

 を実際に見せてもらえますか?」

 

 

 

 

以上のように聞いてみて下さい。

 

 

 

 

それを快く見せてくれて、

しっかりとした収入と財産があり、

背丈に見合う範囲内の借金でしたら

その成年後見人が金銭的に困って横領する可能性は

限りなく少ないと思います。

 

 

 

 

 

いかがですか?

 

 

 

 

 

横領する可能性のある

司法書士に捕まらない方法だと

思いませんか?

 

 

 

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。