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過払請求
過払請求の報酬を、もっと少なく設定すべきでは??
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平 です
最近の過払請求について思うこと。
以前のブログにも書きましたが、
過払請求はほとんど手間いらずの手続です。
理由は
最高裁の判例が出尽くしたので、
争いとなる所がほとんど無くなったためです。
但し、時効や取引の分断については、この限りではありません。
なので、
昔のままの報酬体系だと、
少し費用が高いのではないかと思います。
私の妥当と考える報酬体系は
訴訟を起こさなければ、
着手金1社当たり1万円、
成功報酬は取得額の約12~14%が
妥当なラインでしょう!
訴訟起こせば、
着手金1社当たり2万円、
成功報酬は取得額の約15%~18%が
妥当なラインでしょう!
着手金1社3万円以上や
取得額の20%を超えたり、
減額の報酬を取るのは
明らかに取り過ぎやと思います。
ところで、最近、
電車・テレビCM・スポーツ新聞で
過払い請求の広告を
頻繁に見かけます。←最近はやや減った?!
これって、まるで、
利息制限法や判例法理を知らない
資金需要者に付け込んで、
高利を貪っていた
一昔前の消費者金融会社のCMを思い出します。
なぜなら、
依頼者の過払い請求の手続に関する、
法律や最高裁判所の判例を知らない事に付け込み
高額な報酬を請求すると言った事は、
一昔前の消費者金融がやっていたことと、
何ら変わりがないからです。
業界最大手の武富士や
中小零細の貸金業者(いわゆる街金)が
自然に縮小や廃業されたように、
過払い請求に特化し、
高額な過払請求の報酬を請求している
司法書士事務所や弁護士事務所も
いずれ、自然淘汰されていくことでしょう。
現に、司法書士事務所や弁護士事務所が
廃業したり、縮小していったといううわさも
よく、耳にします。
確かに、報酬設定は自由ではあるが、
やはり、
手間に見合った
適正妥当な報酬形態があると思います。
みなさんは、どう思われますか?
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした