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司法書士試験
司法書士試験願書受付延期について思うこと。これからの勉強スタイル。その1
この一報をネットで見たとき、
うすうすはそうなるかと思っていましたが、
受験生には本当に気の毒だと思いました。![]()
![]()
また、
昨日大阪法務局に行ったときに、
実際にその掲示物もみました。
コロナの影響で
今後いつ実施されるかどうか分かりませんが、
「もしかすると令和2年度の試験は中止
」
という可能性も無きにしもあらずです。![]()
となると、
他の国家資格はどうなるのでしょうか?
昨今のグローバル化
テクノロジーの進化の加速で
社会はVUCA化しているとはいえ、
まさか人類が経験したことのない感染症が
ここまで地球規模で蔓延することなど
誰が想像できたでしょうか?![]()
私はこのコロナウィルスは
日本、いや世界規模で
今後新たな価値観が浸透し、
古い価値観は淘汰されると
肌で感じております。
以上を踏まえたうえで、司法書士受験生、
また、いわゆる難関資格といわれる受験生の
今後の勉強スタイルについて
お話していきたいと思います。![]()
1.専業受験生のメリット
専業の受験生とは
「仕事もせずにひたすら勉強だけに専念する受験生」
です。
専業受験生は
仕事をしながら受験勉強をしている受験生とはちがい、
勉強量及び勉強時間が半端ないです。![]()
但し、
仕事を一切しないので、
金銭的に頼れる親や配偶者の理解がないといけません。
2.専業受験生のデメリット
専業受験生のデメリットはズバリ、
「長年勉強して受からなかった時、
失ったものがあまりにもでかい
」
という点につきます。![]()
私が受験勉強していたとき、
10年近く勉強しても受からない人もいました。
挙句の果てには、
予備校で奇声をあげるようになり
精神的に崩壊している人間もいました。
それが、難関資格試験の恐ろしいところです。![]()
3.新卒で働くこともなく専業受験生で合格しない人の末路
私が新卒で働いていた会社を辞めて
平成8年から受験勉強を開始したとき、
長年勉強しているにもかかわらず、
ずっと合格できずにいる受験生が
予備校の自習室に結構存在していました。
ちなみに、
こういう受験生を
「ヌシ」
と言ったりします。
そして、
「ヌシ」の素性を他の受験生に聞くと、
大体は、そこそこの大学の法学部の出身で
就活せずに大学を卒業して
そのまま受験生になるといったパターンがほとんどです。
もし彼らが、
受験勉強などせず、きちんと就活をしていたら、
今であれば、普通にそこそこの企業に勤めて
それなりの地位につき、
それなりの年収も上げているのではないかと思います。
そして、
恐らく、彼らは合格することもなく、
いつしか受験をあきらめて、
どこか就職先を見つけて働くのでしょうけど、
新卒で働いた経験もなく
適当なアルバイトしかしていない
彼らを拾ってくれるような会社は
本当に限られていると思います。![]()
もしかすると、
アルバイト程度の仕事しかできないかも知れません・・・。
ただ、
アルバイトしかできなくても
予備校で奇声をあげるなど
メンタルが崩壊していないだけ
まだ、ましかも知れません・・・。
4.これからの難関資格試験の受験勉強のスタイル
いかがですか?
難関資格受験希望者は
その資格に受かればいいですけど、
受からない時の損害が甚大になります。![]()
つまり、人生終わります。![]()
そして、
今回のコロナでその年の資格試験が中止となると、
その時の、メンタルの影響も計り知れないものがあります。![]()
さらに、
このコロナについては
自分ではどうすることも出来ない
災害みたいなものです。
では、どうするのがいいのか?
私が思うに、
「これからの時代は
絶対に仕事をしながら勉強をすべき
」
です![]()
そして、
専業受験生は極力さけるべきです![]()
この不安定な時代、
一つの難関資格試験にとらわれるのは、
あまりにもリスクが高いと言わざるを得ません。
そして、
今回のコロナの件でも、
専業受験生の精神的ダメージは
仕事をしながらの受験生と比較すると、
明らかに専業受験生の方が大きいはずです。
なぜなら、
専業受験生は何のよりどころもないし、
仕事をしながらの受験生は仕事というよりどころがある分
まだ精神的なダメージは緩和されるはずだからです。
では、
なぜ仕事をしながら勉強すべきなのか![]()
これからのVUCAと言われる時代に求められるであろう
勉強観、仕事観、価値観に触れつつ、
深堀していきたいと思います。![]()
次回につづく・・・。

