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廣森の経歴 受験時代
廣森の経歴 辛くも充実していた受験時代 その8
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
私の平成9年の、
第1回目司法書士試験で、
まずはアカンかった事
①書式を最初に解いてしまった事
②過去問レベルで出来る問題でも、
角度を変えて問われたり、少しひねられると
時間がかかったり、焦ったりする。
③2次試験の課目の知識レベルが
合格水準ギリギリ
④未知の問題の対処法
⑤推論問題に対する苦手意識
ざっと、こんなもんです。
①については、
来年の試験では、
絶対に択一を解いてから書式の問題をする事にして、
②~⑤については、自分の力の底上げしかありません。
しかし、
底上げをするにしてもダラダラとやっていては、
最終合格には到達しません。
そこで、私の取った勉強法は
「とにかく、問題数をこなす事です」
問題の素材としては、
①1次試験
民法については、
旧司法試験の民法の過去問を全て解く事。
そして、自由国民社の司法試験択一式受験六法の精読です。
②2次試験
不動産登記法については、
既に絶版になっている司法学院の3分冊の分厚い教材(名前忘れました)の精読。
③1次、2次共通で
レック、早稲田セミナー、東京法経学院、司法学院の
合計4校の模擬試験を解きました。
④書式対策としては、4校の予備校の模擬試験で十分ですが、
レックの体系書式演習及び的中書式演習も併せて受講する事です。
ところで、
旧司法試験の民法の過去問を解いていると
受験仲間から「そこまで手を広げたら消化不良になるんちゃう?!」
と揶揄されましたが、
私は旧司法試験民法の過去問を解かないと
最終合格はあり得ないと確信していました。
理由を上げると次のとおりです。
①平成8年頃から
条文や判例の知識だけで解けない問題が出題され始めた。
②平成9年の民法の問題で司法試験過去問の類題が出ていた。
③司法書士も弁護士に追いつき追い越せという事で、
明らかに司法試験を意識しており、
民法が難化し始めたからです。
確かに過去問も大事ですが、
平成7年までは司法書士民法は
過去問だけで十分に解けましたが、
明らかに平成8年から過去問レベルを逸脱する問題が
多く出題されるようになってきたのです。
つまり、
過去問だけでは対処しきれなくなってきたのです。
なので、本当に、とにかく問題を解きまくりました。
次回は、具体的な勉強法を書きます。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした