ブログ

カテゴリー

廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代  その31

毎度です

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

本日は土曜日なのでユルネタ。

 

 

廣森の不動産営業マン時代です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

 

 

平成12年秋ごろ、

 

私は新築マンション販売営業に

 

少し限界を感じていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理由は

 

「不動産として売るものがその新築マンションだけ」

 

という点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

他の希望の不動産を提案する事が

 

出来ないという点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、営業会議でお客様を

 

「〇〇〇号室にねじ込め!」

 

「買うか買わないのか潰せ!」

 

という隠語が誕生してしまうのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、新築一戸建てだったら、

 

お客様との打ち合わせを重ねた上で、

 

お客様だけの夢のマイホーム実現に向けてのお手伝いが出来るので、

 

この様な隠語なんて出来ないのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

それに新築マンション販売だと、

 

お客様がそのマンションの条件が合わなくて見送ると、

 

そのお客様との人間関係を育む事はほぼ不可能です。

 

 

 

 

 

 

理由は、

 

新築マンション営業だと売り物が

 

一つしかないからです。

 

 

 

 

 

 

 

だから、新築マンション営業において、

 

「紹介」で新築マンションを購入したという事を

 

殆ど聞いた事がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、事実だし、

 

皆様の周りで新築マンションを「紹介で購入した!」

 

という人は、ほとんどいないと思います。

 

 

 

 

 

 

何故ならどんだけ営業マンとして素晴らしくても、

 

売り物が一つしかないので、

 

お客様に対して臨機応変に不動産を提案する事が

 

出来ないからです。

 

 

 

 

 

 

「紹介の期待出来ない営業って何なんやろ?!」

 

「そしたら新築マンション営業の営業マンとして存在価値って何?!」

 

と思う様になりました。

 

 

 

 

 

 

確かに、優秀で素晴らしい人間性の営業マンから

 

そのマンションを薦められて、

 

お客様がそれに対して縁を感じ、

 

購入を決断したという話を聞いた事はあります。

 

 

 

 

 

そして、そのような事は私でも経験しております。

 

 

 

 

 

しかしながら、やはり、

 

新築マンションは営業力よりも

 

物件力が大きなウエイトを占めていると思います。

 

 

 

 

 

つまり、営業マンの営業力よりも

 

物件力が大事になってくるのです。

 

 

 

 

 

 

なので、そう思い始めると、

 

新築マンション営業をやっているが

 

もの凄くツマラナイものに思えて来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思っている矢先に、

 

私と同じ時期に入社した超ヤリ手のHさんから

 

驚愕の事実を打ち明けられました。

 

 

 

 

Hさん  「廣森君!」

 

 

僕    「なんですか?」

 

 

Hさん  「僕会社辞めるから!」

 

 

僕    「えっ?!ホンマですか?」

 

 

Hさん  「ホンマホンマ!」

 

 

僕    「何でですのん?」

 

 

Hさん  「この会社におっても先が無いやろ!」

 

 

僕    「まあ・・・確かに・・・。」

 

 

Hさん  「だから、辞めて〇〇〇〇〇〇〇に

       来年1月から入社決まったからよろしく!」

 

僕    「ええええ!もうそこ内定貰ってるんですか?」

 

 

Hさん  「せや!」

 

 

という様な感じです。

 

 

 

 

 

続きは次回・・・。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。