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無料法律相談会 労使問題について。
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
前回の、無料法律相談会の続きのお話。
法律家には、誰しも、得意技があります。
私は、不動産業界にいたので、不動産をからめた相談が得意ですが、
弁護士も司法書士も行政書士も
「士業」という人間には、全て得意技があります。
最近、流行りの過払い請求については、弁護士と司法書士にすれば
皆が、得意分野でしょう!
実は、実務的には簡単なんです!
だから、過払を依頼するときは、極力、費用の安い事務所に依頼することが懸命です。
目安は、成功報酬が取得金額の15%ぐらいでしょう!
それ以上取っているのであれば、少し、取りすぎかもしれません。
ところで、司法書士会の無料相談会をしていて、たまに思う事があります。
「このような相談は、司法書士ではなく、〇〇士に相談すれば早期解決が可能なのでは・・・。」という事がしばしばあります。
顕著な例を挙げると、
それは、労使問題です。
たまに、会社の経営者が無料相談に来ることがあります。
例えば、最近はやりのモンスター社員を辞めさせたい時です。
私も、ある程度の労働法は熟知しているつもりですが、
しかし、この問題の扱いを間違うと、えらい目にあいます。
実は、社員をやめさせようと思っても、すぐに、やめさす事は出来ません。
やめさようとするには、会社の就業規則をきちんとする事です。
しかし、大半の会社は就業規則等、適当に作っているか、作っていないかです。
わかります!
最初の創業当時、会社の経営及び営業に懸命になっていると、
会社の経理や総務の問題等は
後回しになってしまうからです。←私も、経験済みです!
そこで、適当に市販の会社の就業規則の雛形集を参考にして丸写しの就業規則を作ったとします。
実は、そういう就業規則は「穴だらけ」です!
そのような就業規則では、昨今はやりの「モンスター社員」の対策を講じているとは到底言えないのです。
適当に会社の就業規則を作成してしまったために、モンスター社員をいざ解雇しようにも解雇できず、挙句の果てには、金銭を要求するモンスター社員の対応について途方に暮れている会社経営者が腐るほどいらっしゃいます。
実のところ、会社の就業規則を作っていない、若しくは、適当に会社の就業規則作ってしまうと非常に恐ろしい羽目に陥ってしまうのです!
なぜなら、その様な会社は、モンスター社員からいざ裁判を起こされると敗訴する可能性が非常に高く、そうなると、多額の賠償金を支払はなければなりません。
となると、他の社員や日常の業務に悪影響を及ぼす事は必至です。
もしかしたら、社員の何人かが、わざと「モンスター社員」になり、そのモンスター社員から芋づる式に裁判を起こされて、膨大な賠償金を支払はなければならない事も考えられます。
ところで、専門職になって、本当にいつも思う事は
「だれしも、問題が起きてから行動を起こして、手遅れになるケースが圧倒的に多いのです!」
人間の体と一緒ですよね~。
具体的にあげると、それは、虫歯です!
皆様も、虫歯で歯が痛くて、限界にきて、みな、歯医者に行きます。
そして、手遅れになり、大事な歯を抜かざるを得ない・・・。
日頃から手入れをしていたら、大丈夫やのに・・・。
労使問題だけでなく、相続、商取引、金銭関係も一緒です。
皆様、労使問題は司法書士ではなく、
社会保険労務士か、労使関係に強い弁護士にお金を払ってでも相談に行かれるほうがベターでしょう。
その方が、時間的にも金銭的にも経済的な場合が多いです。
労使問題に詳しい司法書士を探し当てる事は、砂浜で落とした指輪を探し当てるのと同じ位の確率です。
司法書士には司法書士のフィールド、
弁護士には弁護士のフィールド、
行政書士には行政書士のフィールド、
社会保険労務士には社会保険労務士のフィールドがありますので、
畑違いの士に相談に行くのは時間の無駄になるケースが圧倒的多数です。
例えば、「この様な問題で悩んでいるのですが、どの「士業」に相談に行けばいいのか?」という相談も、
うちの事務所では、無料で承っています。
ちなみに、不動産関係・相続関係なら、
当事務所にお任せ下さい!
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした。
追伸
士業の方に提言です!
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得をおすすめします!
なぜなら、相談の幅が物凄い広がり、圧倒的な差別化が図れます!
士業でない方も、 FP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得をおすすめします!
なぜなら、お金に対する認識が変わり、この不透明な世の中を生き抜く「智慧」になります!
冗談ではなく、日本人総FPになれば、日本の経済力が間違いなくアップします!
なぜなら、FPに対して商品を売るには、企業も真剣に商品を開発しなければならないからです!
誤解のないようにお伝えしますが、
私は、資格予備校の回し者ではありません(笑)