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FP司法書士
新築マンションは、遠い昔から「毎年買い時です?!」
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
私は「住宅新報」という
不動産業界の業界紙を
毎週購読しています。
4月30日の記事でこんなんありました。↓
「マンション買い時感が上昇!」
「価格増見通し背景に!」
というものです。
でも、これって、、、、、、、、、
毎年言ってる・・・。 (笑)
私も、住宅新報・日経新聞・経済紙の切り抜きを
スクラップブックに入れて、
営業ツールとして使用していました。
特に、新築マンション営業をやっていた時は、
毎年毎年、
「買い時です! 」と言ってました(笑)
まあ、理由は色々ありますが、
全て、その時の経済事情を
無理やりこじつけて「買い時!」と言ってるのです。
例えば、
「建築資材があがりますよ!」
「底値ですよ!」
「金利上がりますよ!」
等々です。
私は、買い時というものは、本当に単純ですが、
その人が必要になった時に、
身の丈に合った家を購入するのが
ベストだと思っています。
ですが、新築マンション営業をしていた時は、
自分の成績や会社の利益を考えないといけないので、
買い時でない人に、
後ろ髪引かれながらも
押し売りをしていたと思います。
ただ、押し売りは、性格上、性に合わないので
ある時期から会社の手前、
押し売りをするフリをしていました。(笑)
なので、成績は非常にバラつきがありました。
しかし、今や、私はFP兼司法書士なので、
全く押し売りをする必要がなく、
仕事は確かにハードで気を使いますが、
全くストレスがありません(笑)
ところで、
私も、8年前に
70㎡の3LDKのマンションを購入しましたが、
もっと、家族構成がはっきりしたときに
購入すれば良かったと思っています。
夫婦二人やったら70㎡もいらんし、
子ども3人やったら70㎡の3LDKは少し手狭やし・・・。
そこで、私が、FPで駆け出しの頃、
住宅購入相談を通じて、
「あっ!このご相談者の方って、すごいエライな~」
と思った時があります。
それは、
「3人の子どもがいるのですが、
上の子が来年から小学校入学で、
もう家族構成も固まったし、
それに、1年からの入学だと学区の問題もないし、
今が一番買い時だと思ったんです!」
とおっしゃられました。
ものすごく、納得いたしました。
モデルルームの華やかさに舞い上がって、
無理なローン
ライフイベントや家族構成を無視した住宅購入は、
避けた方がよろしいかと思います。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした