ブログ
カテゴリー
不動産取引
司法書士にとって不動産登記申請の致命的なミスは「死」を意味します?!
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
本日、不動産の取引(決済)がありました。
取引(決済)とは?
最後に、銀行でお金 が動き、
買主さんから売主さんに不動産の代金 を支払い、
売主さんから買主さんに不動産の鍵 を引き渡す時です。
銀行の一室を借り切り、
売主さん、売主さんについている不動産仲介会社の担当者、
抹消登記をする銀行の担当者、
買主さん、買主さんについている不動産仲介会社の担当者が
一堂に会します。
書類の不備や取り忘れなんで許されません!
署名捺印を貰い忘れるなんて言語道断です!
実印の印影を間違えるなんてもってのほかです!
なので、私の事務所では、
ミスをどの様に防ぐかと言うと
「複数の人数でチェックをするのです!」
具体的に言うと、次のとおりです。
①まずは、私が申請書や必要書類関係を作成し、
一字一句チェックいたします。
②次に、事務スタッフに申請書や必要書類関係を
一字一句チェックして行きます。
ちなみに、
私の事務所には、
司法書士補助者歴5年の
ベテランで優秀なスタッフがいます。
さらに、
彼は司法書士の受験生であり、
民法と最新の不動産登記法の先例に
精通しております。
なので、
実務以上に難解な不動産登記の書類を書いているので、
ある意味本職以上の注意力があります。
そして、驚く事に、
彼には知らない不動産登記の書式はありません!
だから、決済の準備なんてものは、
彼一人で十分に対応出来ます!
彼はミスもしないし、
絶対にチョンボもいたしません。
③そして、最終最後に
私が、申請書や書類を一字一句チェックして行きます。
不動産登記の仕事に関しては、
私は彼に絶大な信頼と信用をしていますが、
以上述べたように3回のチェック機能を働かせ、
極力、補正(軽微な間違い)を出さないようにするのです。
たまに、補正の数や
「こんな補正をして申請を通した」
と武勇伝の様に話す人がいますが
それって、実は物凄く恰好悪いし、
司法書士としては失格だと
私は思っております。
司法書士とは、
ふらっと銀行に来て、
手際よく、スピーディに
書類を取得して風のように立ち去り、
ミスなく登記申請を終了させる・・・。
全く、存在感がありませんが(笑)、
司法書士のそういう所が、
私は大好きです!
ところで、
今年こそ、彼(当事務所のスタッフ)に、
最終合格 を勝ち取って欲しいです。
もう、合格の順番待ちみたいなものです。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした