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不動産取引
不動産業界も変わろうとしています!
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
本日は、私が毎週購読している
住宅新報6月11日号の記事に
↓こんな記事がありました。↓
満員御礼「不動産営業の学校」
「お客のため」知識持とう
接客術+間取り図+災害情報
という記事です。
ここで、
不動産業界から離れ、
現在はFPである
司法書士廣森からの
コメントを入れたいと思います。
①接客術
これは、不動産業界サイドから見れば
「如何に不動産を販売する事が出来るのか!?」
という事に尽きると思います。
テクニックと言えば聞こえが悪いが、
いかにお客様にご納得いただくか
という事になると思います。
例えば、
新築マンションのモデルルームで
キッチンを説明する時に
機能性や使いやすさだけを伝えてもだめなんです。
それは、
理論に裏付けされた左脳の話法なので、
心にはあまり響きません。 ←しかし、これも大事ではある!
そこで、次に右脳の話法を展開します。
具体例を挙げると、
小さな娘さん が、
初めて、食器洗いのお手伝いをした時を
イメージして頂いたり、
初めて一緒に家族のごはん を作ったりする所を
イメージして頂く話法を展開するのです。
まとめると、
新居に住んで、
将来の家族の幸せな姿 を
強烈にお客様のハート に訴えかけるのです。
そして、
お客様にも色々なタイプや性格があります。
ドラえもんでたとえると、
優柔不断の「のび太君」と
プライドが高い「スネ夫君」と
同じ様な接客スタイルを取ってもいいのか?
という事です。
答えは
「否」ですよね!
やはり、
のび太君にはのび太君に最適な接客手法
スネ夫君にはスネ夫君に最適な接客手法が
あって然るべきなのです。
なので、営業マンは瞬時に、
お客様のタイプや性格を見抜かないと
営業マンはお客様との円滑な人間関係は築けません!
また、接客術をお客様目線でコメントすると、
煽る営業マンはあまりお勧めできません。
本当に、急がなければいけないときもありますが、
経験上、煽る営業マンと言うのは、
売上の事しか頭にないケースが多いのです。
また、
・話を誤魔化したり、
・住宅ローンに関する知識のない、
・欠点を隠そうとする
営業マンも相手にしない方がいいでしょう!
こういうのは、論外です !
②間取り図
これも、数字上の広さよりも、
使いやすさを追究すべきであると思います。
16帖の正方形のLD(リビング・ダイニング)と
13帖の長方形のLD(リビング・ダイニング)では、
確かに、数字上は16条の正方形のLDが大きいです。
しかし、正方形だと
リビングとダイニングの境目が
曖昧になってしまうので、
あまり使い勝手が良いと言えません。
その点、長方形だと
リビングとダイニングの境目がはっきりするので、
目先の数字より
長方形LDの方が使い勝手は良いと思います。
③災害情報
ネットで国土交通省ハザードマップポータルサイト を見れば、
土地の条件や水害の危険性が分かります。
また、
「その土地は以前何だったのか?」
というのも、
閉鎖謄本を取り、さらに旧土地台帳を取得すれば、
明治時代位までその土地の履歴が分かります。
土地の履歴で以前、
「池沼」という地目であれば、
地盤が軟弱の可能性があり、
鉄骨三階建てなんかを立てると、
躯体に使う材料が重いので、
家が傾く可能性もあります。
さらに、
冗談ではなく、昔の地目が
「処刑場」 というのもあるのです。
その人にもよりますが、
あまり気分の良いものではありませんよね~・・・。
旧土地台帳の調べ方を知りたい人は
私のHP を参照してください。
また、私は不動産業界出身という事もあり、
ブログではお話し出来ない様な事も色々とお話しする事も出来ます。
もし、詳しい相談をご希望される方はコチラへ↓
0120-86-3066(営業時間外でも転送されます)
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした