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廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代  その34

毎度です

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

 FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

 

部長の軟禁状態が約1ヶ月位続きました。

 

 

 

 

しかし、

やっと部長も根負けしてくれた模様です。

 

 

 

 

ホンマに、この1ヶ月は

違う意味で辛かったです。

 

 

 

 

 

結局、私は

「自分の思いを大事に仕事をしたい」

という基本スタンスだったので、

嫌いな人もいなかったし、

年収も当時350万円でしたが、給料に不満も無かったし、

営業も嫌いではなかったし、

東京で花形の不動産証券化ビジネスも興味無かったし、

ただ、純粋に

不動産の仲介営業をしたかっただけなのです。

 

 

 

 

 

退職日が平成12年12月末日と決定しました。

 

 

 

 

そうと決まれば、

後は飛ぶ鳥跡を濁さすです。

 

 

 

 

 

平成12年12月の中旬に

部長と緑地公園の

有名なふぐ屋さんで二人の忘年会をしました。

 

 

 

 

以下

 

部長とのやりとり。

 

 

部長  「今まで時に声を荒げたりして悪かったな~」

 

 

僕   「いえいえ、部長謝らんといて下さい。」

 

 

部長  「でも、お前やったら次の会社でも頑張れるわ!」

 

 

僕   「ありがとうございます!頑張ります!」

 

 

部長  「そやけど・・・・。」

 

 

僕   「何ですか部長?!」

 

 

部長  「まあ、ホンマにお前が辞めるのが残念や・・・。」

 

 

僕   「・・・・。」

 

 

部長  「俺は、お前の性格が好きやからホンマに残念や・・・。」

 

 

僕   「・・・。」

 

 

部長  「まあ、辛気臭い事なしで、ひれ酒でも飲もか!」

 

 

僕   「頂きます!」

 

 

部長  「そやけど、廣森!?」

 

 

僕   「ハイ!なんでしょう!?」

 

 

部長  「お前の先は司法書士での独立が見えてるんだろ?!」

 

 

僕   「・・・。」

 

 

部長  「どうなんや?!」

 

 

僕   「ハイ!そうかも知れませんし、そうでないかも知れません。」

 

 

部長  「どういう事や!?」

 

 

僕   「実は、部長のおっしゃる通り、司法書士開業のために

     不動産業界を見たいと思っていましたが、

     営業をするにつれ、司法書士開業だけが

     目的でない様な気がしてきたのです。」

 

 

部長  「うんうん・・・。」

 

 

僕   「司法書士を勉強したのも、

     もしかすると人が10年かかる所を、

     その半分の5年位で到達できるのではないか!?

     とも思ったのです」

 

 

部長  「うんうん・・・。」

 

 

僕   「部長も昔、僕に言ってくれたやないですか?」

 

 

部長  「なんだ!?」

 

 

僕   「営業こそ全ての基本や!と」

 

 

部長  「そやったな~、よく覚えているな・・・。」

 

 

僕   「だから司法書士にせよ、不動産にせよ、

     全く畑違いでも、とにかく営業を頑張って、

     その時、その時の直観でまた何をするかを決めます!」

 

 

部長  「そうか・・・。」

 

 

という様なやり取りをしたのを

 

おぼろげながら覚えています。

 

 

 

 

 

時は、平成12年の年末です・・・。

 

 

 

 

 

とても寒い冬でした・・・。

 

 

 

 

 

2社の内定をもらいましたが、

転職先を某大手財閥系不動産販売会社に

来年の1月4日から初出社です。

 

 

 

 

 

「絶対にトップ取ったろ!?」

と心に大志を抱くものの、

壮絶な困難 が待ち受けている事など知る由もない、

28歳社会人としての

第2青春時代でした・・・。

 

 

 

 

 

続きは次回・・・。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。