ブログ
カテゴリー
ブログ
細部に神は宿る?!
毎度です。
大阪吹田市・江坂の
司法書士兼家族信託専門士の廣森です。
私はクライアントとの面談、
宅建講師、セミナー講師、研修講師をするときに、
気にかけている事があります。
それは、
「時間の経過を話す時の手振り」
です。
皆さん、
どういう事か分かりますか?
皆さんもお客様とお話しをする際、
当たり前のようですが、お客様と
「対面して着席」
する事になります。
セミナーや研修の講師をする際は、
当たり前のようですが、聴講している方と
「対面している状態」
になります。
そこで、みなさん、一度、
「現在」→「3年後」→「5年後」→「10年後」
とお話ししながら
手振りをしてみてください。
恐らく右利きの人は、
「現在」を話す時は、左手と右手を合わせ、
「3年後」→「5年後」→「10年後」
と話をする毎に、
「左手を起点に右手を少しづつ右に移動」
していくと思います。
具体的にいうと以下のとおりです。
⓪左手右手(左手と右手を合わせた状態)
①左手→ 右手(左手を起点に右手を右に移動)
②左手→ → 右手(さらに右手を右に移動)
③左手→ → → 右手(さらにさらに右手を右に移動)
もうみなさんはお気づきですよね!
そうです!
人は時系列(時間の流れ)をつかむとき
「左から右へ」
と目線を追っていきます。
つまり、
それを手振りで表すと
「左手を起点に右手を左から右に移動」
させてしまうのは「人間の本能」です。
そして、話をする本人は、
自分の左に移動する右手を
目で追う事になります。
しかし、これだと、
対面するお客様や
研修やセミナーの聴講されているお客様にとっては、
話す本人から見るのとは全く
「逆の動き」
になってしまいます。
つまり、話し手の
右手の動きを目で追っていくと
「右から左へ目線」
を追っていく事になってしまいます。
イメージつきますか?
なので、
私が時間の流れをお話しするときは、
全く逆の動きをします。
具体的にいうと以下のようにします。
⓪ 左手右手(左手と右手を合わせた状態)
① 左手 ← 右手(右手を起点に左手を左に移動)
② 左手 ← ← 右手(さらに左手を左に移動)
③左手 ← ← ← 右手(さらにさらに左手を左に移動)
いかがですか?
結構違和感ありますでしょ(笑)。
さて、
相続や家族信託、民事信託のお話しをする時
ほぼ100%時間の流れの話をします。
理由は、
人生には色々なステージがあり、
そのステージごとに
色々な手続きがあるからです。
例えば、
元気な時→認知症になった時→相続発生(死亡した)時→相続発生後
という具合です。
ちなみに、家族信託・民事信託は
上記ステージをすべてカバーする便利な制度です。
しかしながら、
わかりやすく説明するのは至難の業です。
なので、相談者の方に
少しでもわかりやすく伝えるためには
「細かい部分に気を配る」
のも大事だと思います。
皆さんも是非
試してみてください。
慣れるまで結構時間かかります(笑)。
以上、
吹田市・江坂の司法書士兼家族信託専門士の
廣森でした。