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父母が大阪在住。自分は関東在住。家族信託は大阪と関東どちらの司法書士に依頼すべきか!?

先日、

家族信託(民事信託)を組成した依頼者の方から

アンケートのご協力を頂きました

 

KIMG0506

 

アンケートを書き損じたため、

ご自身でワードで作り直していただいたり、

さらに、「名前もお出ししても構わない!」

というご回答を頂きました

 

 

 

 

杉山さん

本当にありがとうございます

 

 

 

 

早速、当事務所のHPに掲載させて頂きます

 

 

 

 

 

さて、この度、アンケートご協力者

杉山さんの住所を見ていただければ

お分かりいただけると思いますが、

茨城県となっております。

 

 

 

 

また、

アンケートのA2を見ると、

「実家の近くの司法書士事務所を検索」ということで

私の事務所(吹田市江坂)をご指名頂きました。

 

 

 

 

 

つまり、

今回の家族信託(民事信託)における

登場人物の図式は

以下のとおりになります。

 

 

 

 

 

父(委託者兼受益者)は大阪府吹田市在住であり、

長男(受託者)は関東の茨城県在住となります。

(以下、「図式」といいます。)

 

 

 

 

 

では、この図式において、

家族信託(民事信託)を司法書士に依頼するのであれば、

「関東の茨城県の司法書士」

もしくは、

「大阪吹田市の司法書士」

一体、どららに依頼するのが良いのか?

 

 

 

以下のとおり、お話していきたいと思います。

 

 

 

 

1.この場合は「大阪吹田市の司法書士」にお願いするべきです。

 

 

 

 

この図式だと間違いなく、

 

「大阪吹田市の司法書士」

 

に依頼する方がお得です

 

 

 

 

なぜなら、

 

家族信託(民事信託)を組成する上で

 

一番大事なことは

 

「司法書士と父(委託者兼受託者)との面談」です

 

 

 

 

また、

 

「家族信託の面談はたった一回で終わり」

 

というわけにはいきません。

 

 

 

 

数回に及ぶことがほとんどです。

 

 

 

 

 

さて、

最近は色々とネット環境が整い

遠隔地にいる者同士で意思の疎通が可能にはなりました。

 

 

 

 

 

そこで、

「ネット環境を駆使すれば

司法書士との面談を省略できるのでは

と思うかもしれません。

 

 

 

 

しかし、

家族信託(民事信託)を組成するうえで、

「司法書士は実際に最低でも2回は面談」

しなければなりません。

 

 

 

 

 

なので、この図式で

 

「関東の茨城県の司法書士」にお願いすると

 

「司法書士に対する日当」

 

「大阪関東間の交通費」

 

がかかってしまいます。

 

 

 

 

 

日当となると恐らく相場として

3~5万円位でしょうか?

 

 

 

 

 

また、

東京大阪間の往復の新幹線代は

約28000円です。

 

 

 

 

 

となると、

合計約6万円~8万円の余分な出費が

発生してしまいます

 

 

 

 

 

一方、

関東在住の長男(受託者)が

大阪の司法書士に会いにいくので

結局交通費はかかるという意見もあると思います。

 

 

 

 

 

そこで、皆さん一度考えてみて下さい。

 

 

 

 

年に何回かは大阪在住の父(委託者兼受益者)に会いに

いきますよね~

 

 

 

 

例えば、

年末年始、お彼岸、GW、お盆、大型連休等の

年間イベントがあります。

 

 

 

 

なので、

そのタイミングを見はからって、

司法書士と家族信託についての打ち合わせを

すればいいだけの話です

 

 

 

 

つまり、簡単にいうと

「ついで仕事」

みたいなものです

 

 

 

 

そうすることにより、

 

金銭の出費を抑えることが出来ると思います

 

 

 

 

今回の杉山さんの件も、

杉山さんは多忙な方で全国を仕事で飛び回っており、

「出張に行くついで」だとか

「出張から帰るついで」

打ち合わせをしました。

 

 

 

 

 

よって、逆に言うと、

父が関東在住で長男が大阪在住の場合は、

関東の司法書士にお願いするほうが

絶対にお得だということになります

 

 

 

 

2.この図式で大阪の司法書士にお願いする他のメリット

 

 

 

 

そのメリットはズバリ

 

「自宅不動産を売却する際、

 司法書士から信頼のおける不動産会社を

 紹介してもらえる」

 

という点です。

 

 

 

 

仮に、この図式で

関東の司法書士に家族信託を依頼し、

大阪にある実家不動産を売却することを

想定したとします。

 

 

 

 

そうすると、

自分自身でネットを検索したり、

直接不動産会社を訪問して

売却依頼先の不動産会社を探さないといけません

 

 

 

 

思うに、

関東の住んでいて、土地勘とか知り合いのいない関西で

不動産会社を見つけることは

相当ハードルが高いといえます。

 

 

 

 

そういった意味でも、

この図式では大阪の司法書士に依頼するほうが

断然気が楽ということになるといえます

 

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。