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不動産取引
不動産というものは、一般個人の方には荷が重い・・・。
こんばんは
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
私が、このブログを書こうと思った理由は
不動産業界で経験・修得したノウハウ、
司法書士としての法律知識、
FP(ファイナンシャルプランナー)としてのお金の知識、
以上を全て集約すれば、
皆様にお役にたてるのではないかと思ったからです。
さて、私の今までのキャリアで一番しんどかったけど、
一番やりがいがあった仕事は、
不動産営業です。
売れなかった時は地獄でした。 😥
さらには、月末が近づくにつれ、朝起きた時、吐いたりもしてました。
家を買った人には経験があると思いますが、
やり手の不動産営業マンのセールス話法に辟易された人もいらっしゃると思います。
「あー言えばこう言う!」、「こー言えばあー言う!」っと言ったように、
どんどん、どんどん逃げ道が無くなるように追いつめて行きます。
これを、業界用語で「詰める」と言います。
(最近は時代が変わったとお聞きしますが・・・。)
なので、不動産営業マンの上司は部下の営業マンを、
逃げ道が無くなるように追いつめて行きます!
しかも、怒号・暴言も交えて・・・。(笑)
本当に涙目になってしまいますし、 😥
自分ってアカン人間なのかな?と思ってしまいます。
昔は、よく「俺の詰めから逃げれたら一人前や!」と言われたものでした。
つまり、お客様はなぜ買わないかという上司の詰めから、
論理破綻なく理路整然と答えれるようになったら、
やれる事は全てやったと認められ、
同時に自分のセールス技能も上がるという事なのです。
ところで、会社対会社の営業をされている方は、
営業マンとその担当者間において、
ともに扱う商材に関してはプロだと思います。
しかし、会社対個人で扱う商材が不動産になると、
会社の担当者はプロですけど、個人の方がいくら本で勉強してようと、
不動産については到底プロにはかないません。
ましてや、不動産には法務・税務・住宅ローンと行った、
法律とお金の知識も必須になってきます。
さらには、不動産営業マンの論理破綻のない、
理路整然としたセールス話法に、
一般の個人の方は、歯が立ちません。
なので、一般の個人の方が不動産を購入しようと思ったら、少し荷が重いのです。
ちなみに、私は、不動産営業の経験があるので、
いい加減な営業マンと親身な営業マンの大体の区別が付きます。
そして、優秀かどうかの判断もある程度区別が付きます。
私は、何も不動産営業マンは全てが備わってないといけないと言ってるのではなく、あるお客様の質問事項についてわからなくても、その時の対応の仕方で、親身な営業マンか否か、優秀な営業マンか否か、大体の区別が付きます。
話がだんだん、だんだんそれていきましたが、
この日本には、住宅を購入しようと思っている方の仕入れた情報を、
まずはフィルターにかけて、
そして、足りない分はホテルのコンシェルジュの様な役割を担う機関が
必要であると確信しております。