毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
前回は中古マンションについて書いたので、
今回は中古マンションと
新築マンションの選別法についてのお話。
新築マンションを購入されようとする方で、
やはり一番気になるのが、
きちんと建築施工されているかどうかです。
マンションを建てる建築会社は
中堅から超大手までありますが、
中堅だから不安であるとか、
超大手だから間違いないというのも
一概には言えません。
なぜなら、
適法な建築確認申請をして、
法律上・構造上きちんとした図面があったとしても
それが、図面通りに施工されているかどうかの
保証はありません。
おそらく、
専門知識のある人間が
現場に張り付いていたとしても
限界があるでしょう。
中には、
工期短縮による手抜き、
さらには
必要な部材を使わなかったりする可能性も
無いとは言えません。
以前、
事件になったヒューザーや姉歯問題は、
まさにその具体例です。
つまり、
新築マンションが間違いなく建築施工されたという
絶対的な判別法というものはありません。
よって、
新築の不動産を購入する時というのは、
多少博打的な要素があります。
その点、
中古マンションや中古戸建には、
もし何か不具合があれば、
それは、既に顕在化しているので、
修復可能なのか不可能なのか、
その不具合は致命的なのか、
軽微なのかという判断を
専門の業者に見てもらえばわかります。
また、
施工の面だけでなく、新築マンションだと
どの様なコミュニティなのか、
どの様な人間が住んでいるのかというのも、
入居してみないとわからないという
博打的な要素があります。
となりや上階の人が酒乱で夜遅く、
となり近所に憚らず大ゲンカしてたり・・・。(笑)