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FP司法書士
不動産を購入しようと思っているが、一体何から始めたらいいのかとお悩みの方へ。
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
「マイホームが欲しいと思ったら、
一体何から始めればいいんでしょうか?」
という相談って、結構多いんですよね~。
なので、今日は、
私の不動産営業マンとしての経験と
FPとしての立場として、
アドバイスしたいと思います。
それは、
「ご自身の家族が本当に心地良い住まいとはどの様な住まいか?」
という事です。
例えば、
「かわいい子どもさんには良い環境で育てたい」
という事であれば、
緑豊かな都心から離れた郊外 という事になるでしょう。
「子どもさんは人気の学校区に通わせたい」
という事になれば、
対象となる市町村を選択するという事になります。
しかし、
先程述べた事例で
緑豊かな都心から離れた郊外という事になれば、
値段は都心よりも割安になりますが、
交通の便は良くありません。
そして、
人気の学校区ということになると、
それがブランドになり、
隣接市町村よりも不動産の値段は割高になります。
豊中市で言うと、豊中11中校区が有名です。
仕事が多忙で、
「通勤時間を短くしたい」のであれば、
会社からアクセスの良い沿線で
駅近という事になります。
しかし、
駅近でさらに都心となると
不動産の値段は割高になりますし、
広さも狭くなります。
いかがですか?
私の経験則上から申し上げると、
「100点満点のお住まいは存在しません!」
なので、一番最初に述べた
「ご自身の家族が本当に心地良い住まいとはどの様な住まいか?」
という、ご家族のコンセンサスが無いと、
立地条件も間取りも予算もあやふやなまま、
闇雲にモデルルームや不動産会社巡りに
終始明け暮れてしまう事になります。
こうなっては、いつになっても、
「ご縁のある夢のお住まいは見つかりません!」
ところで、
このようなお客様を
不動産業界用語でなんて言われてるかご存知でしょうか?
知人・家族・親戚関係に
不動産会社勤務
もしくは出身の片がいらっしゃればご存じだと思いますが、
「回遊客」と言われています。
つまり、
海に生息する回遊魚 をちなんで名づけられたものです。
あっ!!これって、自分たち夫婦の事だ!
と思われた方!
一度、ご家族で、
「家族が本当に心地良い住まいとはどの様な住まいか?」
という定義を、まずは家族会議を開いて決めて下さい。
そうすると、家族にあったお住まいの特定が、
ほぼ出来ると思います。
しかし、定義も大事ですが、
やはりその次に大事なのはご予算です。
なぜなら、
先程、私は
「100点満点のお住まいは存在しません」
と言いました。
なので、自分にあった夢のお住まいというのは、
「立地と予算と間取りのバランス」という事になります。
そこで、間取りについては、
家具の置き方やひと工夫で多少なんとかなりますが、
立地という条件は物理的に絶対に動かせるものではありません。
そして、予算とは本当に現実的なものです。
なので、
計画性の無いローンを組んでしまって、
夢のお住まいを購入しても、
住宅ローン地獄に陥り、
毎月の住宅ローンの支払いに
金銭的にも精神的にも追われるはめになれば、
家族のゆとりや夢が失われてしまい、
本末転倒になってしまいます。
なので、
FPの立場から言わせてもらうと
「借りれる可能な金額ではなく、支払える金額」の算出を、
是非ともして頂きたいと思っております。
そこで、
支払える金額の算出をしようにも、
単純に「そろばんや電卓で導き出せるものではありません!」
そんな事は、プロのFPでも難しいですし、
時間もかかるし、精度も落ちてしまいます。
よって、私たちFPは、
毎年更新される(税金や社会保険制度が毎年変わるから)
ライフプラン作成ソフトを使い、
ご相談者の子どもさんに対する教育方針
車の買替えサイクル
ご自身の価値観や夢等を、
可能な限り、お時間を掛けてヒアリングし、
支払えるべき妥当な金額を算出します。
FPの知識と知恵と、
不動産営業マンの経験と知識とノウハウを融合させて、
皆様の夢のマイホーム実現のサポートが出来れば、
FP司法書士として望外の喜びです。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした