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廣森の経歴 受験時代
廣森の経歴 辛くも充実していた受験時代 その20
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
平成10年度司法書士試験が終わりました。
心の中では「ほぼ、合格 」
と思っていましたが、
試験終了後でも、
やはり一生懸命勉強をしていました。
ここまで、くるともう
「歯を磨く」という習慣みたいなもんです。
「勉強しないと気持ち悪いんです 」
それと、もう一つ理由があります。
筆記試験に受かると、
次は口述試験です。
これは、筆記試験合格者なら、
ほぼ100%受かるそうですが、
口述試験で不合格という
初の伝説をつくるわけにいかなかったので、
結構必死のパッチ で勉強していました。
さて、
試験が終了したので、
何かまた、仕事をしなければいけません。
何処か、正社員で働こうと思ってましたが、
合格しているとまたすぐに辞めなければいけないと思い、
結局、合格発表まで、
アルバイトをする事にしました。
仕事内容は
「新聞屋さんの余った広告と新聞を集める」
超肉体労働です。
条件は早朝4時からお昼の12時位まで。
給与は日当10,000円です。
トラックに7~8t位の新聞や広告の束を積み込みます。
一つ当たりの束が約15キロ位と仮定すれば、
合計で約500個以上の束を積み込みます。
そして、
仕上げは工場でその500個以上の束を全てばらし、
圧縮して再生紙用の紙の固まりをつくります。
真夏 の過酷な労働だったので、
1日にペットボトル3本くらいのお水を飲んでいました。
沢山食べないと、倒れる位の過酷な労働です。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
漫画のカイジの「地下強制収容労働施設並み」の過酷労働です。
なので、
みるみる体は痩せて行き、
75キロ位あった体重がなんと
67キロ位にまでなりました。
憧れの痩せマッチョです(笑)
そして、
仕事のあとのビール がたまりません。
またまた、カイジの話になりますが、
カイジが地下強制労働収容施設で
初めて飲んだビール の下りなんですが、
僕にはその気持ちが痛いほど、
わかりました。
以下カイジのセリフ・・・。
「キンキンに冷えてやがる・・・。」
「あ・ありがてぇっ・・・。」
「涙が出るっ・・・。」
「犯罪的だ・・・うますぎる・・・。」
「染み込んできやがる・・・体に・・・。」
「ぐっ・・・溶けそうだ・・・。」
「本当にやりかねない・・・ビール1本のために・・・強盗だって・・・。」
あの過酷労働の後に吞んだビール は、
本当に犯罪的なうまさでした(笑)
あの時のビール が
私の人生にとって、
一番美味しかったビール です。
過酷な肉体労働をしていないと、
あの美味さを経験する事は
絶対に出来ないと思います!
そうこうしているうちに、
9月の末の合格発表が来ました。
合格通知は郵送されるのですが、
僕は、当時大学4年生の弟と
京都地方法務局まで
合格発表を見に行きました。
私の受験番号「1」は
あるとは思ってましたが、
やはり試験は最後の最後まで分かりません。
ドライブがてら名神高速に乗り、
京都地方法務局に到着しました。
続きは次回・・・。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした