ブログ

カテゴリー

廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代  その43

毎度です

不動産営業出身 大阪・吹田市の

 FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

 

平成13年4月1日

 

知り合いの会社の社長の

 

堺の地場の不動産会社で

 

働く事になりました。

 

 

 

 

仕事内容は

 

「建築条件付きの土地」の販売です。

 

 

 

 

ここで、建築条件付きの土地売買の説明をすると

 

以下のとおりです。

 

 

 

 

土地の売買契約をしてから

 

3ヶ月以内位の期間内に

 

指定する建築会社と建築工事請負契約を

 

締結する事が条件となる土地売買の事を言います。

 

 

 

 

もっと、簡単に言うと、

 

この土地を売りますけど、

 

家を建てる会社はこっち(売主)が決めますよ!

 

という契約です。

 

 

 

 

そのかわり、ある程度、

 

間取りや仕様を購入者の方との打ち合わせで

 

決めていくというものです。

 

 

 

 

例えば、

 

ロフト(屋根裏部屋みたいなもの)を作りたいとか、

 

トップライト(光を入れるための屋根の窓)を付けたいとか、

 

吹き抜けを作りたいとか、

 

間取りの希望や仏間を作りたいとか、

 

アイランドキッチンにしたいとか、

 

外壁は断熱性に優れているパワーボードにしたいとか、

 

オール電化にしたいとか

 

挙句の果てにはいっそ三階建てにしたいとか等など、

 

購入者の色々な要望にお応えしていくというものです。

 

 

 

 

でも、まあ、わたしの経験上、

 

ロフトをすると夏なんかは

 

直に日光があたるからメチャメチャ暑いし、

 

さらにエアコン効率はメチャ悪いし、

 

トップライトは雨漏りしやすく防犯上危ないし、

 

吹き抜けを作るとその分2階の部屋を作るスペースが取られるし、

 

さらに、エアコン効率も悪くなるし、

 

仏間を作るとその分押入れなど収納スペースが無くなるし、

 

アイランドキッチンにしても配管工事が高くついたり、

 

さらに、料理の匂いが充満しまくるし、

 

パワーボードはやっぱり高いし(当時はサイディングが主流)とか、

 

一長一短があります

 

 

 

社長から取りあえず

 

戸建販売の知識を一通り受け、

 

「ほな明日から頼むで!」

 

との事・・・。

 

 

 

 

とにかく、私の営業としての経歴において、

 

上司からの指示は本当に

 

「取りあえずやれ!」

 

との事が多いです(笑)。

 

 

 

 

しかし、

 

この会社で実績を挙げて行くと

 

心に誓ったからには、

 

自分で建築の知識を勉強し、

 

分からない所は大工さんや施工業者さんに聞いたりと

 

真剣でした。

 

 

 

続きは次回・・・。

 

 

以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。