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廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代  その19

毎度です

 

不動産営業出身 大阪・吹田市の

FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

 

さて、接客の開始です!

 

 

 

 

 

いつもの私だったら、

 

「この物件のここはこう!」

 

「あそこはそう!」

 

「その部分はそう!」

 

とマシンガンの様に喋りまくっていましたが、

 

今回は全くそういった事はせず・・・。

 

 

 

夫婦二人で仲良く、

 

しかも真剣に二人で話をしている様子です・・・。

 

 

 

「あっ!ここや!」

 

「こういう夫婦の心の声を聞かなあかんねや!」

 

と思い、二人の世界の邪魔にならない様、

 

遠くから耳をうさぎ にして聞いていました。

 

 

 

たまに、

 

「すみませ~ん!?これって何ですか?」

 

と聞かれた時だけ、

 

「それは〇〇です。」

 

と端的に答えていただけです。

 

 

 

 

改めて、見ると

 

「ご主人は全くモデルルームには興味は無い様子」

 

「そして、奥さんはキッチン・寝室・洗面所・トイレ・お風呂・寝室・リビングを

 

隈なく観察している様子」でした。

 

 

 

 

 

「俺ってそういえば、全く興味のないご主人にも

 

 やれキッチンはどうの!お風呂はどうの!」

 

と言ってたな~

 

とその時、お客様を俯瞰する事が出来て、

 

はじめて思う事が出来ました。

 

 

 

 

以下、奥さんとの会話。

 

 

 

奥さん 「ここやったら豊中〇中校区ですよね!

 

 

僕   「良く、ご存じですよね!

 

     ちなみに私は豊中1中出身で池田高校に行ってたので、

 

     〇〇中の友達も多いんですよ!

 

     もしかして、奥さんは〇中出身ですか?」

 

奥さん 「そうなんですよ!」

 

 

僕   「そうすると実家も物凄い近いのではないですか?」

 

 

奥さん 「そうなんです!実家は××町です!」

 

 

僕   「あっ!そうすれば、もし何かがあった時に安心ですね!」

 

 

奥さん 「そうなんですよ!子どもが出来た時も安心だし・・・。」

 

という様な会話のやりとりです。

 

 

 

 

何時になく、色々な話題で話を膨らます事が出来、

 

「現在は社宅住まいである事」

 

「ご主人の勤務先や実家まで言っていただき」

 

「ご主人は家なんてどこでもええ」

 

「私が良いと思った所を購入する予定」

 

と言ってくれました。

 

 

 

 

 

そして、さらに、以下奥さんとの会話のやりとり

 

 

 

奥さん 「あそこに〇〇〇ホテルが見えるでしょう!」

 

 

僕   「ハイ!」

 

 

奥さん 「あそこで結婚式を挙げたんです!」

 

 

僕   「そうなんですか!すると、ここの場所だったら

 

     いつも二人の結婚式を思い出す事が出来ますよね~。 」

 

 

奥さん 「そうなんです!」

 

 

僕   「そしたら、子どもと散歩した時に子どもさんに

 

     「ここでパパとママ結婚式挙げたんだよ!」って言えますね!」

 

 

奥さん 「そうですね! 」

 

という風に、

 

自分なりにここのマンションに住んだ時のイメージを

 

それとなく伝える事が出来たのではと思いました。

 

 

 

 

そして、いつしか、

 

奥さんとご主人はモデルルームのソファに座り込み、

 

私と3人で物件の事でなく、

 

物件以外の色々なお話しをしていました。

 

 

 

 

たま~に、私の接客がどうなっているのかが気になって(笑)

 

上司が気付かないように、聞き耳を立てております。

 

 

 

 

続きは次回・・・。

 

 

以上

不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。