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廣森の経歴 不動産営業マン時代
廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代 その47
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
停止条件付契約を締結しました。
簡単に言うと、
今の持家が売れたら、
自社分譲の戸建を買います。
しかし、売れなかったら
停止条件付契約時にお支払した
1割の手付金は全額お返しします
という内容です。
不動産の営業ならずとも、
営業マンだったら、お分かりですよね!
そう!
絶対に
持ち家を売らないとあきません。
なぜなら、
持ち家が売れないと、
自社の戸建を買って貰えないからです。
それと、
不動産の営業をしている方なら
お分かりですよね!
そうです!
自社分譲戸建ての購入予定のお客様の
お家を売却する事による仲介手数料
そして、自社分譲戸建ての売却益。
業界用語で
「玉突き」
と言ったりします。
そして、
自社分譲戸建て購入希望者の方の持家の
売却依頼を受けたわけですから、
購入希望者も自社で探して見つけると、
売主様及び買主様からダブルで仲介手数料が入ります。
業界用語で「両手」とか「両直」と言います。
本来であれば、
速攻でチラシを作って、
購入希望者を見つける所ですが、
チラシを撒かずとも速攻で売れました。
理由は、
分譲地のとなりに大規模な団地があったのですが、
飛び込み営業をしていた時、
「近所で、2000万円以内の中古戸建があったら紹介して!」
というお客様がいらしたのです。
なので、
そのお客様と案内の段取りを付けました。
お客様もとても気に入ってもらった様子だったので、
直ぐに条件面の打ち合わせをして、
買い付け希望を頂き、
そして、売主さん(自社分譲戸建購入希望者)と交渉の末、
うる覚えですが、確か1,600万円で落着しました。
そして、
皆さんに物件の引き渡しを終え、
全て一人で段取りを組んで
仕事を終わらせるという達成感でいっぱいでした。
この一連の流れを箇条書きすると、以下のとおりです。
①自社分譲の戸建のチラシ作成
②チラシ撒き
③お客様の問い合わせからアポイント
④モデルハウスで案内をしつつ、申込み契約のクロージング
⑤上記と同時もしくは並行し、住宅ローン付けに奔走。
⑥自社分譲戸建購入のための重説及び契約書作成
⑦自社分譲戸建重要事項説明書及び売買契約
⑧自社分譲戸建の間取り・プラン・仕様の打ち合わせ
⑨購入希望者の自宅の売却の依頼(媒介契約)
⑩売却依頼物件の法務局・役所・水道・ガス・下水調査
⑪購入希望者の自宅売却のための、顧客に対するご案内
⑫売主と買主との利益調整
⑬上記重説及び売買契約書作成
⑭上記と同時並行して買主さんのローン付に奔走
⑮上記重要事項説明及び売買契約
⑯売主様と買主様との入居時期の調整
⑰銀行への金銭消費貸借契約の同行
⑱決済及び引渡し
⑲アフターフォロー等といった仕事を
全て一人でこなしました。
この時、私が思ったのは、
「これが不動産の流れというものやな!?」
「何事も一人でやってみるもんやな!?」
と思いました。
確かに、
色々な人に知恵や知識やアイデアを
聞きまくりましたが、
この時の経験が、実務経験ほとんどなしで、
司法書士を独立するのに役に立ったのだと思います。
続きは次回・・・。
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。