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廣森の経歴 激動の不動産営業マン時代  その53

毎度です

不動産営業出身 大阪・吹田市の

 FP(ファイナンシャルプランナー)兼

司法書士 廣森良平です。

 

 

前回の続き・・・。

 

 

 

早速、新人の研修を開始です。

 

 

 

 

新築マンション販売の営業ですので、

 

取敢えずは、新築マンションに関する

 

専門知識の習得です。

 

 

 

 

 

次に、モデルルームの案内の手法、

 

クロージングまでの接客手法から

 

最後にクロージングです。

 

 

 

 

 

以上は全てロープレ形式で行い、

 

皆それぞれ、独自カラーを出し、

 

中々筋が良かったのを覚えています。

 

 

 

 

 

しかしながら、

 

電卓を使っての資金計算は

 

中々理解してもらえる事が出来ませんでした。

 

 

 

 

例えば、

 

金利4%、35年返済で元利均等返済の時、

 

100万円当たりの返済金額は4,428円です。

 

 

 

 

 

となると、

 

200万円やったら

 

4,428円×2=8,856円となります。

 

 

 

 

では、

 

2550万円を借り入れたら

 

返済金額はいくらになる?

 

と問題を出すと、みな、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

? ? ? ?

となっています。

 

 

 

答えは

 

4,428円×25.5=112,914円

 

となります。

 

 

 

 

簡単な数字なら分かるが、

 

少しひねるとみんな頭を悩ませていました。

 

 

 

 

次に、

 

返済比率年収の30%以内であれば、

 

例えば、年収700万円なら

 

年間いくらの返済額ですか?

 

という問題を出すと、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

? ? ? ?

となっています。

 

 

 

 

 

百分率という概念すらあやふやでした。

 

 

 

 

なので、

 

小学5年生で習う百分率の事から

 

教えないとあきませんでした。

 

 

 

 

 

次に、

 

以上事例を踏まえたら、

 

年間返済額は700万円×0.3=210万円となり、

 

月当たり金175,000円の支払いとなります。

 

 

 

 

では、最後に、

 

毎月の支払が175,000円だと

 

金利4%、35年返済で

 

いくら借りた事になりますか?

 

という質問をすると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

? ? ? ?

となっています。

 

 

 

実は、

 

つまりここでⅹが登場するのです。

 

 

 

 

以上事例より、借り入れ金額をⅹとします。

 

 

 

 

となると、

 

ⅹ×4,428円=175,000円です。

 

ⅹ=175,000円÷4,428円

 

ⅹ=39,52

 

 

 

 

 

ゆえに、

 

銀行借り入れの金額は

 

3950万円となります。

 

 

 

 

つまり、

 

返済比率30%以内で、

 

年収700万円の人なら金利4%

 

35年返済で銀行の住宅ローンを組むと

 

3,950万円を借入れする事が出来ます。

 

 

 

 

ここで、金利4%としたのは、

 

銀行の住宅ローンの審査金利が4%だからです。

 

 

 

 

 

以上が、電卓を使ったローンの計算となります。

 

しかし、

 

ここで何度も何度も教えても、

 

数字を変えると、みんな、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

? ? ? ? 

となって手が止まってしまうのです(笑)。

 

 

 

 

なので、僕は、仕事が終わった後、

 

ファミレスで徹底的な資金計算の問題を出して

 

「習うより慣れろ!」とスパルタ研修をしていました。

 

 

 

 

そやけど、時間はかかりましたね~(笑)。

 

 

 

 

でも、みんな

 

それなりに出来るようになりました。

 

 

 

 

取りあえず、社長に

 

「社長!取りあえず全員資金計算をマスターしました!」

 

と報告すると、

 

「うそやん!」との事です。

 

 

 

「お前凄いな~!」

 

「どうやって教えたん?」

 

「俺は絶対に無理やと思った!」

 

とまるで人ごとです。

 

 

 

そして、新しい行先の現場が決まりました。

 

 

 

 

場所は西宮市のある所です。

 

 

 

 

 

 

続きは次回・・・。

 

 

以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した

不動産業界出身司法書士兼

ファイナンシャルプランナー(FP)の廣森でした。

これは知っておいて欲しい記事です。是非お読みください。