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個人再生住宅資金特別条項
シリーズ 個人再生住宅資金特別条項
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP（ファイナンシャルプランナー）兼
司法書士 廣森良平です。
今日から個人再生についてお話します。
今日は一切、難しい言葉ではお話ししません。
いつも、私が相談者や依頼者にお話しする言葉でブログを書きます。
ある人が、住宅ローンを組んで順調にお支払してました。
しかし、人間には時には不運の時があります。
例えば
①リストラ
②病気
③身内の病気
④身内の借金の保証をした
等々です。
上記①～④等で、住宅ローンを返済するために、
昔、作成したキャッシュカードでお金を借りたり
新たに消費者金融で借入したりする人がいらっしゃいます。
仕方ないですよね・・・。
家をどうしても守りたいですから・・・。
そして、時が経ち、信販系や消費者金融系での借入が
３００万円位になってしまった・・・。
年利１８パーセント、年間金利で単純計算４８万円です。
毎月の家計がひっ迫します。
そこで、借換出来ない、任意売却したくないという人には、
個人再生住宅資金特別条項がベターな手続きです。
条件は色々あるので、これからブログで順次紹介していきますが、
そこで、一番基本的な事をお伝えします。
まず、
今現在ある財産の額と借金の額の５分の１を比較します。
そして、比較して大きい方の額を向こう３年間、
つまり合計３６回払いでお支払していきます。
場合によっては、条件が合えば、
５年の６０回払いまで認められます。
ここで、注意しなければいけないのは、
今回のケースなら３００万円の５分の１は６０万円ですが、
再生手続きは最低の返済額は
金１００万円からスタートです。
なので、借金の額が４００万円なら、
その５分の１は８０万円ですので、
この場合は１００万円が最低の返済しなければいけない額になります。
そこで、皆様に問題です。
財産の額が８０万円、借金の額が４５０万円ならどうなるでしょうか？
ずばり、答えは金１００万円を基本３年間の３６回払いをします。
理由をお話しすると次のとおりです。
ますは、４５０万円の５分の１は９０万円ですね。
という事は最低の返済しなければならない額は１００万円となります。
そして、財産の額が８０万円です、
となると、財産８０万円＜１００万円なので、
１００万円を３年間向こう３６回払いとなり、
毎月支払い約２８，０００円となります。
では次の問題です。
財産の額が１２０万円、借金の額が３４０万円としたらどうでしょうか？
答えは、
３４０万円の５分の１が６８万円なので、最低額の１００万円となります。
そして財産の額が１２０万円です。
となると、財産１２０万円＞１００万円なので、
１２０万円を３年間向こう３６回払いとなり、
毎月金約３４，０００円となります。
それでは、最後の問題です。
財産が１４０万円、借金の額が８００万円ならどうでしょうか？
８００万円の５分の１は金１６０万円ですね。
そして、財産の額が１４０万円です。
となると、財産の額１４０万円＜１６０万円なので、
１６０万円を３年間向こう３６回払いとなり、
毎月金約４５，０００円の支払いとなります。
最後の問題のケースだと本来であれば、
毎月約２５万円前後の支払なので、
それが、毎月４５，０００円の支払いとなると、
だいぶ楽になりますよね！
どうでしたか？
理解できましたでしょうか？
まずは、ご自身の財産の額の把握し、
そして借金の５分の１をしてみて下さい。
そして、財産の額と借金の５分の１を比較し、
多い方を分割で支払いのが個人再生手続です。
ここで、注意しなければならないのは、５分の１の額が１００万円以下なら
１００万円が最低基準額になります。
また、明日も
借換出来ない、任意売却したくないという人の方のために、
個人再生住宅資金特別条項をお話しします。
↓さらに、詳しくお聞きしたい方はこちら↓
０１２０－８６－３０６６
