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個人再生住宅資金特別条項
「よかったね!早めの相談!」 その2
毎度です
不動産営業出身 大阪・吹田市の
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
司法書士 廣森良平です。
本日も、個人再生住宅資金特別条項に関して、
専門的な事ではなく、
私の所見を述べたいと思います。
世の中には、
①住宅ローンだけの支払いに困っていて、もうすぐ滞納しそう、もしくは滞納している
②住宅ローンの支払に困り、他からお金を借りて住宅ローンを返済しているので、なんとか住宅ローンは滞納せずにすんでいる。
③住宅ローンの支払に困り、他からお金を借りて住宅ローンを返済していたが、住宅ローンも滞納し始めた
④住宅ローンの支払には困っていないけど、突然、保証人として保証債務を請求された
大体、以上の4つの類型に分けられると思います。
本日は、
②の「住宅ローンの支払に困り、他からお金を借りて住宅ローンを返済しているので、なんとか住宅ローンは滞納せずにすんでいる。」について述べたいと思います。
実は、私の司法書士及びFPの経験則、
そして、知り合いの司法書士やFPからのヒアリング
実務書においても、
上記②の「住宅ローンの支払に困り、他からお金を借りて住宅ローンを返済しているので、なんとか住宅ローンは滞納せずにすんでいる。」という人が
圧倒的大多数です。
つまり、皆さんは、
「住宅ローンは絶対に遅れてはならない」と思っており、
他の借入の返済よりも
住宅ローンの支払いを最優先に、
置いている方がほとんどなのです。
これには、色々な理由があると考えられますが、
私は「マズローの欲求5段階説」が
絡んでいるのではないかと思います。
マズローの「マズローの欲求5段階説」において、
一番の基本となる第一の欲求を
生理的欲求と言います。
具体的に一つ上げるとするならば、
「食べ物」 です。
ところで、食費は、どうしても毎日の多かれ少なかれの出費があり、
その場その場で即時に現金を支払わないといけないので、
食費を滞納するという事はないと思います。
そして、その次である第二の欲求が
「安全の欲求」と言います。
具体的にあげるとするならば
「安全性」や「良い暮らし」です。
となると、人間が食事の次に大事にする事は
「住むところ」 なのです。
なので、
住宅ローンを支払わなかったら
「家を取られて露頭に迷ってしまう」 という
脅迫観念に駆られるため、
何を差し置いても、
住宅ローンだけは、
他の支払を待たしてでも
一番先にお支払されるのでしょう。
いきなり、法律とは関係の無い話になりましたが、
実は、②の「住宅ローンの支払に困り、他からお金を借りて住宅ローンを返済しているので、なんとか住宅ローンは滞納せずにすんでいる。」方が、一番、個人再生住宅資金特別条項が使いやすいのです。
理由は、懸命な読者の方はもうお分かりだと思いますが、
「住宅ローンの支払を安くしたり、
期間を延ばしたりするという協議を
住宅ローン会社としなくてもいい」からなのです。
なので、裁判所もナーバスになって、個人再生の審査しなくても済むので、
②の方は比較的簡単に
個人再生住宅資金特別条項を使える事が出来ます。
以上より、②の状態の人は比較的傷が浅いので、
傷が深くなる前に、是非、一度
個人再生住宅資金特別条項の実績のある
司法書士や弁護士に相談してください。
↓詳しいご相談希望の方はこちら↓
0120-86-3066(営業時間外でも転送されます)
以上
不動産法務・不動産実務・不動産登記に特化した、
不動産業界出身司法書士兼
ファイナンシャルプランナーの廣森でした。